2016年12月15日

55歳 パン業界未経験者はパン屋を開業できるのか?その3 終

こんにちは、パン助です。

ブログのコメントで、40代、50代の方が開業されているのを聞いて正直驚いています。
 でもこうやってコメントを頂いている段階で僕が雇った55歳の男性と明らかに違うのは、インターネット等を使ってコミュニケーションをとったり情報収集をサラッとしていることだと思います。

 また、僕が開業に必要な力として○○力という言葉を使うなら、独学力という言葉が今回はあてはまります。
この、自発的に「開業するぞ!!」という意志や覚悟、あるいは度胸が無いと、一生「開業したい…けど、…でも、だけど…」の夢見る夢子さん夢男くんでおわるんじゃ無いかと思ってます。

 僕が技術的にもお世話になっているベーカリーアドバイザーの部屋というブログの管理人も、50代後半に差し掛かるのですがとても若々しく厳しく、しかも去年はWEBの勉強も始めて学校に行ったり、レシピをエクセルで情報管理して注文数に合わせて仕込む量がすぐわかるように組んだりなど、情報ツールを必要に応じて使いこなせる方は柔軟性に富んでいて、行動力があるように思えます。(この方は30年以上の経験のある方です。)

 さて、55歳のパン屋開業志望の男性のその後ですが…

その1とその2の文章のトーンからもわかるかもしれませんが、開業にいたりませんでした。
 
 僕もその方にノートを作って毎日教えたことを忘れない様に記録をとっていたのですが、ある日突然来なくなりました。電話をしてもでません。無断欠勤が続きました。

 それから1週間後ぐらいにメールが入って、家族の事情で実家に帰ることになりました、とのこと。

僕は最低限の礼儀として、無断欠勤なんてありえないし、辞めるにしても面と向かって言うべきだと思いました。僕が考えれる範囲内でこの人が実際に沖縄で開業するために、僕の持っている機材をフェリーで格安に運ぶ手段や経路、実際に開業するためにできるアイテムなどを考えたりしましたが、なんだかこんなことをする方に真面目に教えていたのが本当に馬鹿らしくなってしまい、呆れてしまいました。

 そして思ったのです。やっぱり開業は自分の力でしないといけない、と。

前にも書いたかもしれませんが独立は独りで立つんです。誰かに背中押してもらってやるものでも、敷かれたレールの上をただなぞって行くものでもありません。
 
独学でも人に教わっても、自分が経営するパン屋の形が見えないと結局開業にすら至らないと思います。自分のやりたいお店の形が明確な人は、それを伝えるのも聞いていてわかりやすいことが多いです。
 何をやればいいかわからないけど、とりあえずパン屋をやりたい、という人にどんなパン屋と聞いても明確な答えは返ってきません。
 実際に僕の店で独立希望で入って来て実際に独立まで至った人はいません。
大抵は、意志、努力、技術、覚悟、度胸、あとお金のどれかが足りず開業にまでいたりません。

 ただ、開業が正解ではないので、それはそれでいいと思いますけどね。
僕自身今は大変な時期で、この時期を乗り越えてもっと安定したパン屋を目指してはいますが、今は本当に辛い時期です。

 僕も今年はパン屋からあまり出ずに引きこもりがちなので、色々情報集めに外に出たいのですが、、、、

人手が足りませ〜ん!!!!!

 と思ってたら急に電話がかかってきたりします。店頭にも求人募集を貼っておくと、お客さんのお子さんや知り合いが話しを持って来てくれることもありますので、ただの張り紙でも気長に待ってみましょう!!


 55歳の男性の方の話しで引っ張るつもりでしたが、開業までの奮闘記にはなりませんでしたので、ここいらで終了いたします。

 
 最後に、年齢がいくつだろうが「自分には開業はとても無理」というかたには「無理です。」
そうじゃないなら、あきらめずに行動できるならできると思います。(ソースはこのブログのコメント欄に!)

 それではパン助でした。
 
  
  
 

   

 
 
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posted by pansuke at 16:21 | Comment(1) | 開業前に必要な知識