2012年06月26日

☆1)はじまりは、、、

 こんにちは、パン助です。今日は過去編です。



僕は26歳になり、それまでパンとは関わりの無い職種にいた。 
 一浪した後にまた大学に落ちて、特にやることも無いので家でダラダラしていた20歳。
 実家にいるのが嫌になり、上京すれば何かが変わると思い上京した21歳。
 そのままフリーターで派遣や飲食店のアルバイトで過ごし気付けば3年、24歳になった。
 実家に寄生、いや、帰省。
 このままじゃヤバい、でも、、、家でネットに夢中。毎日起きてはマリオカート。お腹が空いたら食べて、眠くなったら寝る生活。
 気付けばニートの約2年間。
 途中職業訓練を受けて、通販ショップに勤めるも、一ヶ月で挫折。その後、近くの農園でまたバイトの生活。

 何か経営したい商売したいという漠然とした夢はあった。飲食店でバイトしているうちに、自分でもできるんじゃないかと。
人にあれこれ言われるのが嫌だった。規則や型に縛られるのは、ものすごく楽で、ものすごく苦しかった。
 言われた通りにはいはい言ってりゃいい。簡単だろ?でもその先に、一発逆転の未来は無いんだ。ずっとフリーター。良くて零細企業の社員になれても、この年で新入社員なら、ずっと年下の上司にあれこれ言われる。苦痛だろ?普通のサラリーマンにはなれないと思った。

 一度きりの人生、もうスタート時点からダメダメだけど、このままゆるい坂道を下ってりゃ、たどり着くのは生き地獄。いい景色なんてどこにも無いよ。その坂道下る列車から飛び降りないと。

 パン屋、ケーキ屋、コロッケ屋、カレー屋、中華料理屋、ラーメン屋、、、特に何かがしたいわけじゃない、でも、中華料理屋とラーメン屋はすでにバイトしててなんとなく毎日油臭いのは嫌だ。ケーキは好きだけど、毎日食べるとしたら、、、やっぱパンかなぁ。

 そして、パン屋に勤める事に決めた26歳。
当初の計画では2年でお店を出すことにした。最低でも30歳までには出したかった。
 昔から決めてた。俺の人生は30までは遊んで、30になったらきちんとする。でも、ちょっと焦りもあって、30には形にしたかった。

 バイト先の上司が言ってた。30になったらコネだけで転職できるような人脈位は作っていないとダメだ、って。この言葉の影響もある。

 そしてパン屋のアルバイト。
始めから経営するつもりだったから、ガンガン知りたい事は聞いた。ガンガン技術は盗もうとした。ひたすら動いたし、意見も言った。
 何もできないけど、とにかくやってみるしか無かった。ひたすら働いた。週六日1日12時間のパン屋の後に、夜は週5日は飲食店でアルバイトをした。ただひたすら動いて、お金を貯めて、そして誰にも言わなかった。夢は語るもんじゃないって、叶ってから堂々と言えって。

そして、パン屋のアルバイトをしてちょうど1年と半年の夏。


まだお店の名前もパンの種類も外観も内装も、なにひとつ決まっていないのに、僕は一件のお店を借りた。
 



 僕のパン屋づくりの日々が始まる。


posted by pansuke at 23:18 | Comment(0) | パン屋づくりの日々