2012年06月15日

パン屋のアルバイトって何をするの?

 こんにちは、パン助です。

今日は、パン屋のアルバイトの仕事内容の話。

 僕はパン屋の経験はアルバイトのみなので、簡単にアルバイトの仕事をざっくり説明します。

まず大きく分けて、製造と販売の2つをやります。
 そして製造を細かく分けるとまずはポジションがあるので、それをパンを作る順番に説明します。

「仕込み」または「練り」…ミキサーを使ってパン生地をこねる仕事です。
「成形」…こねたパン生地を分割して成形する仕事です。
「焼成」または「窯」…ホイロで発酵した生地をオーブンで焼く仕事です。
「フライヤー」または「ドーナツ」…発酵した揚げパンを揚げる仕事です。
「サンド」…サンドルームでサンドウィッチやドッグ系のパン等を作る仕事です。
「仕上げ」…焼いたパンに粉糖やパセリ、キャラメリゼなど飾り付けをする仕事です。
「掃除」「片付け」作業終了後の洗い物やミキサー掃除など、分担されている店もあります。

 そして販売を細かく分けると
「品出し」…売り場にパンを並べます。
「レジ」…お客さんの買ったパンを袋に詰めたり清算します。
「レジ閉め」…お金を点検したり、閉店後の掃除や次の日の袋の補充などします。
「その他」…パンをスライスしたり、カフェがあるならドリンクを用意したり、ドリンクの補充をしたりします。

 この中で、大きなパン屋さんでは仕事を分担作業にして、効率よく進めたりしますが、個人店で小規模な店ではこんなにいくつも分担しません。僕の店も小さいのと、僕はどんどん仕事を教えて、あとはよろしく!という怠け者経営者なので、従業員全員がパン生地を仕込めますし、成形もやります。販売もやります。販売だけするわけでなく、手が空いたら常に中を手伝ったり、レジが混んでいる時は製造がレジを手伝ったりしています。従業員さんはホント大変だろうなぁ、、、。

 じゃあ、アルバイトを募集しているパン屋さんは、どんな事を任せようとしているかというと、、、

 僕がいつも思うのは、僕がもしも一人で全てのポジションをこなせて、お客さんが来ても製造しながら販売もできるようなパン屋だったら、間違いなく僕は一人でやってます。だって、人件費分丸儲けだもの。
 でも、そうじゃない。僕は体が一つだし、仕込みで数字を扱いながら誰かに指示を出せば混乱してミスもするし、オーブンやりながら成形しながらフライヤーのタイマーを気にしながら売り場の陳列なんてできない。
 僕が一人じゃできないから、従業員を雇うんだ。2人じゃ足りないから、3人、3人じゃ足りない時は4人で回すようにしている。

 だから、いつも従業員には「店長一人じゃなにもできない、だからあなたに仕事を頼んでる!!」と自信満々に僕は仕事ができないと胸を張って言います。


本音「サイショはね、バイトしてたときもバリバリ働いてたから自分は仕事はできる!と思ってたんだけど、個人店は思っている以上にやることあって、近所のイベントでお金使ったり、保健所やら商工会の勉強もしないといけないので時間に追われます。色々精神的にも肉体的にも負担が多くて、弱ったりするんです。そうすると、バイトの時とは違ってただそれだけをやっていればいいわけじゃ無いから、思った以上に体が動かない時もあるんです。だから、こういう試練をいくつも乗り越えていない僕には、正直仕事ができるなんて言えないのだ!だから、開き直りました。「僕は仕事ができないぜ!だから助けて!!」


 さあ、一人盛り上がってまいりましたが、今回はアルバイトの話。
アルバイトが何をやるかって?そんなのホントは、店によって違うから店に聞いてちょうだい。というのがホントの所。

 電話で聞けばいいんです。アルバイトってどんな仕事をしますか?って。いいじゃないですか、正直で。


ちなみに僕の店は募集をかけると、僕が一応まだ若くてゆるい感じの性格のせいか、電話で遠慮なくおばちゃんが質問してきます。

 その質問の内容
店長(僕)「はい、アルバイトの質問ですか?どうぞ。」

おばちゃん「私、子供が家を出て、手が空いたのでそちらのお店で働きたいのですが、今募集はしていますか?」

店長「はい、今は販売の方でしたら、土曜日か日曜日でれるかたでしたら、、、」

おばちゃん「土日は主人がいるので、あまりいけるかわからないんですが、私は普段パン教室に通っていて、今製造の仕事がしたくって」

店長「そうなんですか、今製造の方は募集していないんですよ。」

おばちゃん「でも、今別の仕事をしていて、もしそちらが雇っていただけるなら、そちらをメインに働きますし、製造の方を手伝わせていただければと」

店長「あ、そうなんですか。でも製造は募集していませんし、販売も毎週土日のどちらか出られる方でないとちょっと厳しいですね、、、」

おばちゃん「パン教室の方も毎週通っていて、自宅でパンも作れるのでお給料とかはホント全然、ただパンさえ作らせてもらえれば、、、」


店長「(コイツ人の話全然聞いてねーな。)あ、そうなんですか、わかりました、じゃあ、もし募集かける時は、こちらからお電話しますので、、、、」

おばちゃん「ホントですか、ありがとうございます。連絡先は、、、、」

そして、連絡先を聞いてさよならしました。えっと、書いたメモは見当たりませんが探していません。


 面接の質問には答えますが、自分の押し売りはご遠慮ください。(ホントにたくさんいるので、、、。)

パン教室とパン屋さんは全く違います。商品を作ります。おやつをつくるわけではありません。
他人の口に入る物を作ります。砂糖忘れたけどいっかーではすみません。

 えーっと、この記事を見て、パン屋で働きたくなったかはわかりませんが、是非、まずは挑戦してみてください!
焼きたてのパンを食べたら、たぶん辞められなくなりますよ!


 それでは、パン助でした。
posted by pansuke at 22:55 | Comment(3) | パン屋のアルバイト