2018年02月10日

100連勤!そして近況報告。

 こんにちは、パン助です。

人間らしい生活がしたい。そう思う日もありました。
 普通に会社に勤めて、普通に家庭を持って、普通に暮らす人生、それを選べる時期もあったかもしれませんが、それはいつの間にか遠く感じました。

前に言ったかなぁ、、、30歳過ぎたころに、初めて野菜がおいしいということに気づいた話。

 仕事で疲れてて、ふと母親の住んでいるアパートに電話もせずに行ったら「食べるものないけど、、、」と母親が出したのは小さな土鍋にお出汁の元と白菜が浮かんだものでした。
「今鶏肉と大根レンジに入れてるから先にこれと味ポンで食べてて。」そう言いながら味ポンを運んでくる前に、僕の右手は箸をつかんでいて、箸は無造作に鍋の中の白菜を掴んでいました。

 とくに何も考えずにただ、白菜をふと口に入れて、ただ思いました。

あれ、白菜ってこんなにおいしかったっけ?

 それだけの話。たった一口の白菜が、実はじんわりと幸せや感謝を実感させたりすることが、僕自身に初めてあって、意外とそういうことに気づけるだけで、人は満たされたりするじゃないかとか、幸せの尺度が少し変わった話。

 まぁ、そんなこんなで今日も鍋。
鍋と言ってもスーパーの安くなった鍋野菜セットと豆腐と鶏肉で、場所はテナントの中にあるオーブンの中ですが、、、、。オーブンの予熱ってホント便利よね、、、。

 っていうか、インストアベーカリーで晩飯作って寝泊まりするとかありえなくない!?
年中無休だけど、幸いパン屋だけ警備員のいる通路通らなくても外に出れる仕組みになってるおかげで、警備員さんも許してくれてるけどさ、もう人としてどうなんだよって。
 
 外に出る時には扉以外にセキュリティのチェックにもロックをかけないといけないんだけど、寝泊まりして自分が店内にいるとそのロックはかけれない仕組みになってる。だから、机にうつぶせに寝てたらこの間は警備会社の人が突然入ってきてさ、「最近セキュリティがかかっていなかったので何かあったのかと思いまして」ってか本当にすみませんでした。でも、こんな非常識な毎日が、今の僕にとっては面白い位楽しかったりするんですよ。普通の人には信じられないだろうけど。

 相変わらずお店は北風がビュービュー吹いて大変ですけどね。でも気づけば売り上げは平均的にそこそこあがってて、最近は雪の日は5万円切ってたのが、6万超える日もあって、なんだかんだ立地に救われていたりします。パンの製造量はそこまで増えてませんが、大体1日8万〜10万円分ぐらいは作っていたりします。

 まだ固定客がついていないと思ってたんですけど、テナント店にしてはパンは安いし手作りだし、ということで、色々とこだわりに気づいてるお客さんは結構大量買いしてってくれます。

 それからやっぱり僕は売り場が好きだなって思います。お客さんと話しててわかります、職人さんが真面目にパンの事話すと、やっぱりお客さんも耳を傾けてくれて、結構高いライ麦のパンとか全粒粉のパンも買ってくれたりします。

 この間は学生の子がアルバイトの面接に来たんですが、今は主婦が多いので土日祝日出れないと応募できないと言ったにもかかわらず、週にどれぐらい出れるかもはっきりしない上に、土日もほとんどでれないし、パンの製造も販売も特に希望があるわけでもないので、なんなんだこの子はと、僕は何かあると思って聞いたんですよ。

「あなたは一体なんのために応募してきたの!?本当の志望動機はなに?」と問い詰めるように言うと、
その子はじもじしながらなんて言ったと思います?
「ここの塩パンがおいしすぎて、、、冷めてもサクサクしてて、、、でもいつも売切れてて、、、ここで募集してる張り紙みたら、社員割引でパンが買えると書いてあったので、、、」
もう大爆笑してしまいました。気持ち的には即採用したかったのですが、仕事には全く興味なかったみたいで、塩パンをお土産に今後はお客さんとして通ってもらうことにしました。
  

 前のパン屋はすごい職人が多かったんだな、恵まれていたんだなと思います。

ちょっと断片的ですが、今度はもうちょっと売上増えたらそのノウハウと共に紹介したいと思います。

 それでは、パン助でした。
posted by pansuke at 03:19 | Comment(1) | 開業前に必要な知識