2012年11月15日

クリスマス商戦

 こんにちは、パン助です。

今年もあっという間に秋を飛び越え冬ですね。僕はいつでも心が冷えきってるんだからせめて景色だけでも色とりどりでいたかったのに、、、という心の叫びもむなしく、従業員は「店長、もう冬だよ、店長の季節だよ」と、さらっと毒舌とともに紅葉や栗かぼちゃのオブジェを取り除いてしまいました。

 もう冬かぁ。パン屋は冬には売上があがりエアコンを使わなくてもオーブンの熱とラブラブのカップルのご来店で店内が暖かいので、夏よりも少ない電気代で済みます。初々しいカップルを見ると、ああ、俺にもあんな時代が、、、無ぇよ。もうここ数年、僕の右手をつなぐのは、僕の左手だけです。祈ってるだけです。

 さて、本題。

クリスマスのシーズンというのは、パン屋では売れるもの売れない物が僕の勝手なデータ上分かれます。
 例えばかぼちゃ。かぼちゃのパンはハロウィンの印象が強いのか、あまり売れません。しかも、ハロウィンでも日本ではイベント色が強いのはディズニーとSNSの中ぐらいで、業者からとっているカボチャのフィリングもちっともおいしくないのであまり売れません。だから僕は今年はかぼちゃ系のパンは見送りました。かぼちゃってお菓子に使われたりするけど、どうしても野菜の要素と、かぼちゃコロッケが許せない僕には敬遠されがちで、それがそのままお店にも出ています。かぼちゃのポンデケージョは作ったけど、珍しいだけでしたね。
 その点、さつまいものパンは売上が好調です。

 そして、何と言っても冬の定番は「チョコレート」のパン。生チョコをパンの中に入れて焼くと、食べた時にとろ〜りとするので、これに生地にココアを練り込んだパンやショコラブレッドをみると、冬だな〜って。
 それからホワイトチョコや粉糖をかけたチョコパイも冬のイメージを強調させます。
そうなってくるといつのまにかBGMもクリスマスソングになっていたりして、お客さんもちょっと楽しそうにしてますね。

 しかし、本番のクリスマス、大手チェーンではバゲットが数十本売れてましたが、個人店では僕の店ではそうでも無い様子。やっぱりケーキに走っちゃいますよね。売上も去年は平日並でした。

 そこで僕は急遽知り合いのパティシエに連絡。

クリスマスのケーキは大量にスポンジまで焼いて凍らせて保存しておいて、本番前にデコレーションして売るというのがよくあるスタイルらしいのですが、生クリームがチェーン店のはそんなにおいしくないので、今年はパティシエを呼び特別にパンは半分お休みして、ケーキを実演販売することに。パンは雪だるまの小さめのパンや、チョココーティングのラスク、長靴や星の形のクッキーを焼く等して、あくまで飾り程度。照り焼きチキンのパンやサンドイッチのオードブルなんかも良いですが、今回はメインをケーキにするというパン屋らしかぬ方法にしました。

 しかし、それだけだと不安なので、今度は近くのスーパーに交渉すると、そこは既にクリスマスケーキの予約を行っているとのことでしたが、僕が実演販売でイチゴ以外のケーキのデコレーションもパティシエがやるからイチゴだけでなく、他のフルーツやスポンジケーキも売れますというと、売上の1割をお店に支払うという好条件で取り付ける事ができました。つまり、2カ所でケーキの販売をするのです。さりげなくウチのパンとショップカードも置かしてもらいます(笑)
 
 悩んでたって仕方が無いので、どんどん行動に移しましょう。

それでは、パン助でした。 
posted by pansuke at 01:07 | Comment(0) | 開業前に必要な知識
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: