2019年06月25日

僕が会社を辞めた理由と今後について(長文)

 こんにちは、パン助です。

一応、過去のコメント欄から転職の際について助言があったことや、結局今僕がその仕事を辞めていることについて、きちんと話していなかったのでこちらに書いておきます。

まず、僕がパンの機械の修理、販売を行う会社に就職する際に、きこりパンさんからこのようなコメントをいただきました。

◆「パン助さんが営業大丈夫ですか?」◆
昔ケーキ屋を上手くいかなくてやめた友人からききました。その友人はケーキ屋を辞めるときに、それを知った業者から営業のスカウトをたくさんもらったと。最初は是非あなたに来て欲しい、向いてますと言われ喜んだらしいですが、あまりにもみんな急に誘ってきて、その中で仲の良い業者に本音を聞いたらしいです。

卸業者や、電気や、ガスなどの営業マンは、激務で、給料も低く、うつ病など精神的に病んでしまい、大学卒のエリートくらいしか残らないと。人不足が激しく、年中ひそかに人員を探してると。その中でも一番スカウトしやすいのは、上手くいかなかったパン屋やケーキ屋だそうです。飲食店の中でも早朝から働くのに慣れてて、残業も気にしない、給料が低くても文句を言わない、とにかく必死に頑張るからだそうです。だから、業界で潰れそうな店があるとその周りの業者がスカウトにくるみたいですよ。大学卒のエリートは早く下を作り現場から上がるために、上手く話をして誘うみたいですよ。

その友達は話を聞いてスカウトを断り、会社員になりました。

パン助さんはそういう仕事ではないですか?
誘ってる会社は本当にパン助さんを必要としてるなら、その辺に出している求人の給与よりも高く評価してくれてますか?ただ人不足に上手く騙されてませんか?心配です。

あと、その会社や商品が立派でも、それを売り込む人は怨みを買うこともありますよ。お客様がそれを買うときは納得して、買っても、後々に上手くいかなくて、あなたのせいだと理不尽に言われることもあると思います。パン助さんは精神的に大丈夫ですか?
◆◆コメントは以上です◆◆

この時のコメントは本当に僕のことを心配してくださっているのがわかりました。
そしてこの時のコメントはおおむね合っていると思います。

確かに、誘ってきた内容とは待遇がいくつか違っていました。
ただ、僕はちょっと普通では無いので、あまり苦痛に感じていませんでした。

まず、自営業を辞めたパン職人などの職人さんを引き抜いて来ることは良くあることみたいでした。
そして、パンやお菓子の機械があるので、それを使ってお店を出すという話を聞いて職人さんたちは、喜んでまた自分の仕事を続けられると就職しました。

ところが、食品を作る設備やノウハウはあるものの、「作ること」以外が圧倒的に欠けている環境でした。
環境上は、ベテランの職人さんと売れているお店のレシピ、機械があるのだから「作ること」に関しては全く問題ない環境と言えます。しかし、立地、パッケージ、お店の雰囲気、どれをとっても正直見ていてすぐに「これは売れない」と思えるレベルでした。簡単に言うと、山奥の食品工場の廊下に商品を並べて売っているような感じです。

僕が入った当初に僕はこれを見て「何もわかっていない」というのが正直な感想でした。
そして、それを見て僕は職人は極力関わらずに「営業をメインに活動すべき」だと思いました。

 ところが、僕は営業の仕事として過去にブログでパンの機材を売っていたことから、僕はネットで通販ができる、だからホームページの作成という謎の解釈の指示が出されました。

画像を加工するのに向かない低スペックのパソコン。
立ち上げに数分かかるソフト。
紙でのアナログの書類管理。
「ネットで売ればいい」と取引先が楽天でうまくやっているのを見て、そこに至るまでの経緯も知らずに簡単に言われ、僕はこう答えました。
「通販ショップを立ち上げるのはいいですけど、結果がでるまで数年はかかりますよ。」
僕は知っていました。
地元の通販ショップがとある分野で1位を取っているのですが、その会社はそこまで行くのに5年を費やしています。しかも、その大手通販サイトの社員がマネージメントをやっていてそれぐらいかかりました。

通販ショップを立ち上げることに関しても、とても考えが浅く感じました。
僕のイメージではホームページを作るだけでも大変なのに、それに合わせて企画、商品規格、値段、パッケージ、配送方法、広告など、簡単に言えば、一つの店舗を立ち上げるようなものです。あるいは、テレビで言うなら番組を一つ立ち上げるようなものです。テレビのスタッフロールを見ればわかるように、一つの番組ですらいくつの企業やスタッフが関わっています。これを営業の合間にやらなければいけませんでした。何度もすぐにはできないと言ったのですが、あまり耳に入っていないのがわかりました。

さらに、一つ一つに許可が必要でした。これは会社だから仕方がないかもしれませんが、一つ一つの許可に一日時間を費やされるのが、非常に手間でした。

が、別に僕はそれがそこまで苦痛というわけではありませんでした。

幸いにも、僕はこのブログのおかげで新規顧客の方と契約を取れ、一日中パソコンの前にいるのに毎月ノルマを達成していて、上から叱られることもなく好きにやらせてもらえました。
 
実は過去の職人さん達は、職人として雇われたはずが営業に回されて、売上がとれないからと飛び込みをさせられてとても苦しくてやめてしまったり、あるいは職人として雇われお店を作ったにも関わらず、売上が悪いと行商に行けと商品を持って個人宅に持って販売に行くことが辛くて辞めていってしまう方もいたとか。

ところが、どこかの営助さん
「今月もメールで新規開業の相談があります!(普通は新規開業の相談は、会社のホームページを見て、上司が担当するから新人には回ってこない)」
「飛び込み営業ですか?行ってきまーす!!」
「ちょっと商品売れないんで、直接お客さん知訪問して売ってきますね!!」
「屋台作ったんで、○イ○アに出店してきます!!」
それのどこが苦痛かわからず、自ら飛び出してしまう始末。

ただ、それでも通販ショップは無理だなと思いつつも、やらなくてはいけないという、僕にとってやりたくないことをやるのはやはり苦痛で、しかも「営業は足を使え」という、昔ながらの考え(これは重要なのはわかるけど、通販ショップ作成しながらは無理!!)で、外に出ることを優先するように言われて、さらに思い付きのような指示が非常に多いのもだんだんと気になってきました。

僕は単純に人は得意な分野をやるべき(すきなことをやるべき)だと思っているので、ちゃんと最初からできません、って断ればよかったんですよね。これができなかった。全部やってやろうと思ってました。

 また、僕の頭の中には常に借金と荷物の整理をしないといけない圧迫感があり、ただでさえ集中力が落ちている上に、思いついたように毎日指示が出され、しかもその考えがとても浅いのは直感でわかるので、最初は真面目に話を聞いていたのですが、途中から物理的に不可能な量の指示を受け持っていることに気づき、それに加えて、長時間の会議と毎朝往復3時間の通勤時間(これはお金が無かったために会社が格安で住む場所を提供してくれたので、感謝すべきことだけど。)削られる睡眠時間、しかも僕がやっていることはパソコンの仕事が多かったので通勤するメリットがあまり無いと感じ、毎日通勤で3時間のロス、10日30時間、一年で900時間…時間もったいない!!!

 って、なって辞めました。

一番の理由は時間のロスが多すぎたこと。
仕事についてはたくさん覚えること、学べることがあり、人に恵まれている会社だと実感していたのですごくもったいないとも思っていました。

他の理由は、辞める理由よりも、僕がやりたい事の方が多すぎたこと。

 僕が今後やることも、書いていなかったので書きますね。

やりたい事、とやる事に分けて書きます。

やる事
1)パン教室…子供に好かれる長所を活かし、夏休み等に開催。
パンの設備を家庭用電源に切り替え、どこでもできるように対応。

2)製パン機器メーカーと代理店契約…開業相談を通じて、新品の機械については僕の方で仕入れられるようにします。代理店契約のメリットは、機械の部品なども仕入れられるようになるため、今後の中古機械についても学ぶことができ、今までは販売価格を会社に合わせる必要がありましたが、お客さんの予算に合わせて販売価格をある程度調整できます。

3)資格の取得…古物商、電気工事士、中小企業診断士、等、中古製パン機器の取り扱いと機械の勉強とコンサルタントの勉強の目安として、最低限の資格を取ります。

4)中古製パン機器の販売、整備…前の会社と友好関係にあるといったのはこのことで、単純に僕が機械を買い集めたり、販売をすることに加えて、整備を学んで(父がそもそも機械整備はできる)機械が壊れないように予防したりなど、情報を共有できるようにします。

5)開業前相談…開業前に相談できるというのは実は今の製パン業界ではあまり無い仕組みです。
業者に問い合わせてそこから開業相談が始まるケースはありますが、僕が今後充実させたいのはその前の段階です。簡単に言うと、パン屋を開業する1年以上前からの資金や融資や機材や工事などの計画について、とても画期的な方法を考えているので、それを実行に移します。


 やる事に関しては決定事項ですが、やりたい事に関しては、たくさんありますので少し漠然に言うと一つは
「電気詐欺業者を正々堂々とぶっ潰す!」です。言葉が汚いですね。あまり復讐を目的にするのはアレですが、僕の場合はそういった気持ちもエネルギーにする発電機を搭載しているので許してください。


僕がなぜ詐欺に引っかかったのか。
それは、情報が足りなかったからです。
電気の知識があり、仕組みを理解していれば僕は騙されなかったかもしれない。
経営の勉強をきちんとして、パン屋で失敗して視野が狭くならなければ騙されなかったかもしれない。

極端な話、僕が「みんなが得する仕組み」を作れば「詐欺業者ぶっ潰せるじゃん!」と思ってずっと考えていたことがあります。
簡単に言うと「パン助発電(パン助電力)」です。これは今後の電気の需要がどんどん上がることを想定して、僕自身が電気の勉強をすべきだと思いました。幸いにもこちらについては精通している方がいるので、もう少し僕自身が実行できるように資金作りと勉強をすべきだと思っています。


パン助発電と聞いて、僕が必死にハムスターの回し車を回転させて走っているのを想像した方。

…あながち間違ってないかもしれません(笑)
 
 そろそろ考えてばかりでなくて、きちんと行動に移さないと、口だけ男になっちゃいますね(汗)


それでは、パン助でした。 
 
posted by pansuke at 00:00 | Comment(0) | 開業前に必要な知識
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