2019年02月22日

モバックショウに行ってきた

 こんにちは、パン助です。

今日はモバックショウにお客さんとして参加しました。
 
まず全体を見回して思ったことは中国人や外国人が非常に多いという事。
そして、若い人が本当に少ないという印象。
 受付のカタログを渡してくれる人はみんな綺麗な女の人が多いけど、スーツ着た人たちは大半が40代、50代という感じで、フレッシュさのある企業もあるけど、全体的な年齢層が上昇していることを意識せずにはいられない危機感を僕は感じた。
 
 昔の話だと、もっと商談スペースがあってその場で機械を購入する人もいたのに、今はほとんどそういうことがなく、海外の人たちも話を聞きたがるけど購入につながることがほとんど無いのだとか。

 そして色々回ってみんな人手不足による対策や現状を話していて、本当に今は働き手が少ないのだと痛感した。

 そんな中、テレビでたまたま見ていた「でぶぱん」「これ考えた人すごいわ」「乃木坂の妻たち」などのコッペパンや食パン専門店を手掛ける、ジャパンベーカリーマーケティングの社長、岸本拓也氏と愛工舎の対談が14時からあったので、満員だったけど参加したら当日枠で普通に入れてくれたのでセミナーを受けた。(WEBでは満席になってるんだけど、参加できるものもあるみたいなので、気になるのはみておこう!)
 ちょっと見た目はうさんくさい人なんだけど、てっきりただの仕掛け人と思っていたら、ホテル関係の仕事からベーカリーの経験も13年以上あって、話し方から、きちんとした考えがあり、お客さんに対する考えがとてもエンターテイナー的な発想で聞いていてワクワクした。

 メディアにとりあげられたVTRで成功するまでのプロセスは全て計算していると言っていたので、最後の質問コーナーで何か質問がある方いますか?と聞かれたので手を上げてマイクを受け取った。

パン助「先ほどのVTRで今までのお店は計算ずくで成功していると言っていましたが、今までに計算ミスをしたことはありますか?」と結構失礼なことを聞くパン助。他人の失敗が大好きな嫌な奴だ。

 でもきちんと答えてくれて、5年前にお客さんの要望でベジタリアン向けのベーカリーを作った時のこと。
その時に、お客さんお要望を叶えようと、自分の意見を言わない主体性が無いパン屋を作ったとのこと。
 それは失敗してしまったと言っていた。

この人のパン屋をプロデュースする過程を聞いていると、とてもその出店場所を観察しているのがわかる。
でぶぱんは5か所の交差点で信号待ちの車が多い場所なので、一階のパン屋さんだけどそのビル全体にでぶぱんと大きく看板を掲げ車に乗っている人たちに「いつか行ってみよう」ことを狙ったという。
 
また、「乃木坂の妻たち」というお店は一見風俗店のような名前でお客さんの興味を引き、実はパン屋というお客さんのギャップを意識して作ったという。
 悪い期待からの入ってみると内装は実は高額な費用がかかっていて、かなり細かいところまで凝ってつくったのこと。
 また、「考えた人すごいわ」は、駅のホームから見える場所にあるんだけど、すぐ横の交番が言うには、そこは何度もお店が入れ替わっていて、過去にベーカリーもあったんだけど潰れてしまったよくない場所だったとか。でも、ネーミングでインパクトを与えてどんな店だろうと思わせることに成功していて、今も人気の食パン専門店。
 
この人の考え方は、作ること、売ること、広めること という3つがパンの売れる条件と考えていて、それがきちんと今のお店では計算されて作られているのだ。
 僕は一見すると、こういうインパクト重視のお店は中身は大したこと無いんだろうという精神が働くけど、この人はパン屋をやっていただけあって、食パン専門店はとにかく口どけにこだわっていて、材料も素材からきちんといいものを探してそれを商品にしたときに素材の良さがお客さんにストレートに伝わることもとても重要視していた。そして、そういう僕みたいな偏見をいい方に期待を裏切ってそれが見事に人の記憶に残り、お客さんの口コミとなって広まっていくんだなと思った。

 僕も作ること、売ること、は考えているけど、広めることに関してはFACEBOOKやインスタなどのSNSを活用した方法しか浮かばないけど、今はそういった情報も溢れすぎているので、本当にシンプルに伝える方法として、この方はその計算が勝利の方程式のようにきっちりと確立されているのが、話を通じて感じた。今現在は中国の方にお店を数店舗しかけているそうだ。

 あと、この人の流行っているお店のすごいところは、働いている人が皆未経験者から採用と言っていた。
結局、素人でも回せるお店を作って繁盛させているのだから今の時代を乗り越えていく強さも時代に合っていて、これらが実現できるのもただのアイデアだけではなくて、きちんと出店場所周辺を調べて歩いて町を観察して、それからコンセプトをきちんと決めて、実現していく。
 パン屋はお客さんが1000円で幸せになれるという、シンプルな信念がストレートに伝わってきた。

今まで自分のパン屋に閉じこもりすぎていたので、回りから栄養をたくさん得られて最近はとても気持ちがいいです。

 ついでに鹿島神宮にお参りをしたら、おみくじ「大吉」だったので気分も上々です!

とにかく「結果を出す」ことが前提ですが、僕のやりたいことをどんどん学習して花を咲かせたいと思います。

 それでは、パン助でした。 
 

 
posted by pansuke at 00:08 | Comment(2) | 開業前に必要な知識
この記事へのコメント
パン助さんの視点はさすがに鋭いですね。

実は僕はベジタリアンですけど、
ベジタリアン専門のパン屋は、難しいと思いますね。
けっこうこだわりが強いので合わせてたら大変です。
ベジタリアン対応のパン屋なら良いと思います。
飲食店であれば、外国人のお客さんも見込めるのでベジタリアン専門店もいけると思います。
Posted by キイロイトリのパン屋(仮名) at 2019年02月25日 20:05
 キイロイトリのパン屋さん

そうだったんですね。僕は何でも食べる雑食です笑
通販とかならまだしも、ターゲットの客層をそこまで絞るのは勇気がいりますね。
しかも美味しくないといけないんだから、これまたハードルが高い。商売の難しさを感じます。
Posted by パン助 at 2019年02月26日 19:45
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