2018年10月25日

パン助、大手の武器に絶望する。

 こんにちは、パン助です。

僕は以前、お店を持つなら何か武器があると有利ということを言いました。
 例えば、僕の祖母はいちごの農家のいちごのクズ(売り物にならないものをクズと呼ぶが、完熟したり、少し潰れてるだけで全然おいしい)をパンと交換に無料でたくさんもらえるので、いちごのスイーツは作り放題だ。
 あるいは、クレーン免許を持っているので重量物の中古機材は自分で運べたりする。これも開業費用を大きく下げれるのでひとつの武器だ。初期費用を抑えることで、高額な機械は動産として固定資産税を徴収されるので、できることなら機材は安く済ませたい。


 さて、その武器はひとそれぞれ。土地を持っていてパン屋に活かせたり、経理や税金に詳しくて税金の節税ができていたり、デザインに詳しくてお店のPOPや看板や袋などが個性的だったり、とにかく何かしらの長所を活かせることで、お店の発展にもつながる。
単純にお金がある。それも大きな武器だ。

 しかし、僕は今日残酷なほどに、その武器の力を知ってしまった。

先日知り合った企業さんがポロッと「ウチは餡子屋さんと知り合いでね、上質なあんこが安っすく手に入るのよ。それでこの値段でどら焼きがだせるのよ。」(訛ってるだけで男の人です)

 そこはどら焼き一個50円で売ってて人口も少ない山道のような地域なんだけど、クチコミでお客さんが結構くる。どら焼き数種類しかないのに、社員一人でやって一日の売上は5万円前後あるという。

 僕がさりげなく「へぇ〜、でもどら焼き一個50円でも餡子は結構しますよね?利益でるんですか?」と聞くと「ウチは全部キロ200円以下で卸してもらってるの」

 僕「に、200円以下!?(5種類の餡子すべてが200円以下ということです。)」


ちなみに僕が今卸してもらってる北海道産の餡子はキロ税込405円。パン屋の仕入れの段階で倍以上の値段で仕入れているというのに、、、。

 ちなみにちなみに、実際に自分で餡子を作りましたが、自分で作った場合は上白糖を使えばキロ300円以下に抑えられますが、もちろん作ってる時間と人件費やガス代を考えるととても割にあいません。

 そこのどら焼き屋さんに話を聞くと、その方は元ドンクでパン職人だったのですが
「こっちの方が全然楽です。朝もゆっくりできて、お給料もきちんともらえて。パンはキツイですからねー。」とニッコリ。正直すぎーw

 そういえば、山崎パングループのヴィドフランスというパン屋がありますが、ここからもパンを仕入れられるのですが、そこは「全国一律この価格で冷凍パンを卸しています」とパンの価格表を見せてくれます。そのパンも正直安いです。(すぐに誰でも仕入れられるわけではなくて、一応審査が入るけど。)添加物入っているとはいえ、普通に食べても一日たってもふわふわでヘタなパン屋よりよっぽど美味しいです。この仕入れ値で利益出せるって、、、大手は強い。

 
 不安を煽るばかりになってしまいますが、大手の仕入れ値って実は他にも知る時があって、僕の場合は発注するのをうっかり忘れて、卸業者の所に直接商品を車で取りに行ったりするんですよ。その時に散らばってる伝票がチラっと見えたりするのですが、、、。「脱脂粉乳25kgの粉袋で買うとこんなに安いの?」とか「ウチにはよつ葉のバター無いって言ったのに、このメーカーにはめっちゃ安く卸してるじゃん!」とか、どっちももちろん桁違いの量を注文してコンテナ一杯、段ボール何十箱の単位の仕入れなので当然と言えば当然ですが、この先のパン屋開業は、材料費に関しては僕が開業した7年前よりも全然ハードルが高くなっているという現実を見せつけられました。

 ちなみに、今月もテナントにお金を預けて、差し引いた分が振り込まれるのですが、、、、夏から0円のままです。お給料無くても、消費税は払うんですよ。固定資産税も機械は動産なので払うんですよー、赤字で年金免除申請しても資産があるから免除一切通らないんですよー、アイエフネットの詐欺にあってもローンは別会社からまだ何年も請求されるんですよーあははははー(泣笑)

 
 さて、そんな状況でもめげずに生きてるパン助。とんでもなく強い人です。我ながら感心します。

もうすぐこの呪縛からも解放されます。もうすぐ、、、

 そういえば、先日の話ですが、警察は発砲があったから通報して駆けつけたと聞きました。誰が発砲したのかもわからず、詳しい話を聞こうにも次の日は何事もなくお店が営業していてお店の店長は警備会社の事は全く関与してないから不明という事でした。中途半端なネタっぽくなるので、こういうのは明確にわかるまでは控えた方がよさそうです。撃たれて死ななくて良かったwこんなとこで死んだら絶対地縛霊になるわw


 それでは、パン助でした。


 
posted by pansuke at 19:53 | Comment(7) | 開業前に必要な知識
この記事へのコメント
アイエフネットでどんな詐欺を受けたのですか?
私は おそらく電子ブレーカーの詐欺にあったみたいで その詐欺会社の契約書にサインしてしまったので 高い金払って 10年払い続けます顔3(かなしいカオ)
Posted by at 2018年10月25日 21:40
 ??さん
その電子ブレーカーを販売したメーカーか、契約メーカーはわかりますか?グローアップというパン屋のメーカーなら事前に調査してから取り付けてくれてお付き合いがあるので大丈夫ですが、もしよければ詳しい内容をメールで教えてもらえば助かります。
 アイエフネットは、2つ契約したのですが、電気代が安くなるといいながらも、安くならず、契約書以外の契約を口約束でし、こちらが200万ほどの損害を受けた形になります。
 今、機械メーカーさんと取引があるのですが、また電気代が安くなる詐欺が増えているそうです。
Posted by パン助 at 2018年10月25日 22:03
警察の言うハッポウとは緊急警報が発せられるの略で発報の事だと思います、私もお店を経営しており以前店前でのトラブルで契約先の警備会社の緊急ボタンを押した時に警備会社の110番通報で駆けつけた警察官が警備会社の発報を受けて来ましたと言っておりました
Posted by Aki at 2018年10月26日 03:45
 Akiさん
発砲→発報だったんですね。
警察が「警備員から発砲があった」って言い方をしたので、最近の警備員は拳銃かそれに似たようなガスガンみたいなのを持ってたのか、それとも威嚇用の音を出すピストルかなぁと思ってたのですが、発砲したじゃなくてあったって言い方に違和感があったのですが、それで納得です。警察も神妙な顔して「発砲があってね、、、」って言ったので、内心冷や汗ものでした。
 おかげでスッキリでした。ありがとうございました。
Posted by パン助 at 2018年10月26日 11:36
アイエふネットに人生狂わされなかったらまだ地元でやってたと思いますか?

パン助さんはどうして始めたところで腰を据えて出来なかったのでしょう?
Posted by at 2018年10月26日 21:38
 過去に戻って〜たら〜ればは、あまり興味がないですが、、、。

 いいえ。ですね、親も近くに住んでいていろいろと手伝ってもらえていたので続けられる限りはあと数年は続けていたと思いますが、おそらく当時のスタイルのままでは、長くは続かなかったと思います。

 僕のお店のスタイルは、スタッフがいることで成立していたので、スタッフが減り人件費が上がり、週に一度の休みと今後の増税や値上げに対して、対応できたかどうか、わかりません。店を続けることはあの店の家賃ならできましたが、利益が下がって毎月10万しか残らないとかなら、普通に働いたほうがいいでしょう?

また、一度気持ちを切り替えたいと思っていたので、アイエフネットとは関係なしにどこかで一度区切りをつけて、パンの勉強をするなり、一度お店を閉めて別のお店の営業スタイルを考えていたことだと思います。
 
 また、自身がパン作りに職人としてむいているかどうか、自分で悩んでいた時期や、そもそもそういう資質を持っていないんじゃないかと思っている事がブログにも書かれています。僕は、自分に向いていない仕事をやることが、自分の人生において苦しいことだと感じていたので、自身がパン職人としてずっと働いていくことは考えていなかったのもあります。

パン職人といっても、僕は毎日同じ成型を一人で黙々とやるのは嫌いだし、こうやってブログ書いている方が楽しいし、やれることがたくさんあるから、その中で自分がいつまでもやれるようなことを続けたい、探したいと思っていたのもあります。

 どうして始めたところでーー?

結婚でもしてたら続けていたと思いますよ。腰を据えるというのは、挑戦を繰り返す人間にとっては、よっぽどのことです。結婚も親の介護もまだの時期に、挑戦できることが目の前にあって、挑戦しない理由を探すほうが僕には難しいです。
 ましてや、僕のお店は2年弱のアルバイトという不安定な地盤でしかないので腰を据えるには地盤が弱すぎます。

 自分でしっかり自信をもって築いて固めた地盤の上に腰を据えるならわかりますが、前述のとおり僕自身が向いていないと感じてるところに腰を据えるにはよほどの理由が必要だと思います。

 他にも理由はありますが、匿名の方に話す内容でもないので、割愛しますね。

Posted by パン助 at 2018年10月27日 00:31
パン助さんはコンサルティングみたいなのが向いてるのかな?
Posted by at 2018年10月27日 13:53
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: