2018年10月15日

売上の下がった原因はパンだった!?砂で作ったパン屋さん

 こんにちは、パン助です。

ちょっと複雑な心境です。現在の深刻な状況を、未来をみつめることでなんとかなるさと楽観視しているというか、現実逃避しているというか、どっちともとれる心境です。

 先日ブログで店内画像をあげましたが、正直な話僕はこの時どんな気持ちで画像を上げたかというと、、、

パン助「僕のパン屋さんだ!」読者「うわぁ、こんなパンがあるんですねー」「へー、ふーん、こんな感じなんだー」みたいな、ある意味平凡なやりとりを想像していました。

ところが現実は「え、、、(ドン引き)」「なにこれ、、、これ売ってるの?」「いや、お店の立地がどうこう言ってる場合じゃないでしょ」と、深刻なコメント。

にも関わらず、僕はいまいちピンと来ていませんでした。
 本当に、僕は「へ?何この温度差?あれ?なんか思っていたリアクションと違う」と思っていました。

まるで、、、僕が重大な精神の疾患を患った人で、毎日仕事に行ってくると言っては近所の公園に向かい、木に向かってニコニコと話しかけながら砂場の砂でパンを作っているような状態。
 僕はその砂で作ったパンをブログにあげて、みんなに「どう?おいしそうでしょ?今日も頑張ったんだー」と病院のスタッフに話しかけます。手も口の周りも砂と泥だらけにしながらニコニコと。

 見るに見かねた周りの方は深刻なトーンで僕に真実を伝えます。
「パン助さん、あなたが毎日向かっているのはパン屋じゃなくて公園なの。それはパンじゃなくて砂で作った泥団子なの。あなたが話しかけてるのはスタッフじゃなくてただの公園に生えてる木やバッタなの、、、」

僕は何を言ってるの、ほら、証拠があるじゃないとブログにある泥団子を見せます。僕の目にはそれが美味しそうなパンだと言わんばかりなので、周りの人たちがさらに悲しそうな目で僕を見ています、、、。

 いや、正直驚いています。
でも、読者の方はもっと驚いたと思います。なんでこの人こんな酷いパン作って偉そうにパン屋を語ってんの?と。僕はブログに画像をあげても「このパンに魂こもってんの?」と聞かれても「いやいや、何を言ってるの当然でしょ」と画像に移った真実を認識するまで本当に思ってました。


 おそらく、6月あたりだと思います。
開店当初はスタッフがまだたくさんいて、率先的に売り場を作ってくれる優秀な方もいました。プライスカードも一枚一枚丁寧に書かれていて、売り場に統一感があり丁寧にラミネートしてありました。

お店の雰囲気やパンの焼き具合も愚痴っている最中はまだ問題視していたのだと思います。ところが、6月入ったあたりに主要スタッフが突然2人辞め、パン教室が始まり売り場のレイアウトもゴチャゴチャのまま。僕はパン教室を盛り上げれば売り上げに還元できると思ってパン教室をメインに売り場はそっちのけ。そして金銭面の余裕が全くなく、スタッフも出産と結婚する方でさらに激減。3人のスタッフで年中無休のお店を回す状態。問題の山積みのままお店を閉められる開放的な浮ついた気持ちもあり余裕がでてきたとも取れていましたが、それでも正常な状態ではなかったのかもしれません。

 僕は画像を上げても、こんなにゴチャゴチャした売り場でもそれがもう当たり前になっていて、いつの間にか売れない原因を外部に求めていたのかもしれません。思考ロックという奴ですね。思い込んだらもう、それが原因としか思えない。原因は外部、店の立地に間違いない!と。


 また、ここまではっきりと言われなければ僕は気づかないまま終わっていたと思います。画像に対して本当に真剣に見て思ったことを正直に告げてくれた方に感謝いたします。

 窯は手の空いたスタッフと僕が窯入れだけやって、近くにいるスタッフが窯だしという状態です。スリップピールを使うパンは基本僕が焼きます。敷地面積が90平米あり、本当に一つ一つの作業に移動の無駄が多く、僕以外は仕込みができないので僕が仕込みをやっているとほとんど窯はまかせっきりです。ただ、この写真を掲載以降は僕が窯だしチェックをするようになりました。 
 
 色の白さに関してはコメントにあるとおり、一言で白いと言われても言い訳になるかもしれませんが、国産小麦は季節によって粉が非常にダレる時期があります。そのため先日は加水83%の生地だったのですが、80〜82%に調整している最中ですが、水分を減らしてパンチの数を増やしても高さが出せなかったり、ベタツキが多いことでパネオトラッドからスリップピールに乗せて投入するまでの時間が長くなり(ハーフサイズのスリップピールだと投入してから次の投入までに時間がかかる)オーブンの温度が下がってしまうため、280度の高温で焼くのですが投入時に260度近くまで下がって、そのまま温度が上がりきらずに、生地の高さが出せないことで通常よりも生地のトップの高さが低くて焼き色が薄くなる時があります。

 また、焼き色を重視しすぎると今度は生地の水分量が焼成時間が増えるとぱさぱさになり、高加水パンの持ち味が無くなるので、今回のこの写真では僕が焼いたのですが、焼き時間を1分以上追加しても焼き色がつかない状態だっため、食感の方を優先してこういった色になりました。(投入時の温度が263度ぐらいだったと思います。これでも高さがでると色は付きます。)

 ただ、この安定しないパンと売り場のゴチャゴチャでは売り場の立地や雰囲気と言っている場合ではなかったですね。

 
 あと、今回お店の画像を掲載したことで、色んな方からの、本当に職人から主婦の方などの意見がもらえて、本来なら他人のパンなんて上っ面で褒めておけば問題ないところを、僕のために厳しく言ってくれた方、色んなアイデアを提供してくれた方、正直な気持ちを伝えてくれた方、本当にありがとうございます。

 自分のパンを見せて、色んな方の正直な意見が聞けるって実はとても嬉しいことなんだとも思いました。ネットの匿名だからこそできることですよね。

僕も自分が行ったお店のパンの味を書いたり取材するような食べログサイトを考えてみたりしたこともありましたが、正直に美味しくない店を美味しくないと言うのはいくら僕でも無理だなと思いました。作り手が目の前にいるのにそんなことは言えないです。でも、悩んでいる同じようなパン屋さんの画像を載せて、色んな方の意見をもらえるというのは今後のこのサイトの新しい利用の仕方として需要があるのかもとも思いました。

 
さて、、、
 やっと先日7社の内5社の消費者金融への返済が終わったのですが、、、まだ毎月アイエフネットの返済があり、残高がまだ103万もありました。本当に馬鹿馬鹿しいですね。毎月の返済のおかげで毎月きちんと僕を奮い立たせてくれます。みなさんもアイエフネット及びトラスト、大和環境設備とは絶対に関わらないようにしてください。今後は別の媒体でもどんどん声を広げていく予定です。もし情報がある方は随時募集中です。

 また怒り狂って荒れた文章を書いてしまうので、この辺で終わりにしておきます。

今後の進路、一体どうなることやら、、、。
 
 それでは、パン助でした。
posted by pansuke at 18:57 | Comment(14) | 開業前に必要な知識