2018年09月04日

従業員が幸せなパン屋さん

 こんにちは、パン助です。

 今日は久しぶりに地元に用事があり、台風の中、高速道路をびゅんびゅん飛ばして日帰り帰宅。
すると、地元に前にお世話になっていたスーパーの社長さんがパン屋を作っていた。
 
 それは知っていたけど、この台風の中でもお客さんはたくさんいて常にパンを焼いていました。売り場はやっぱり6〜8畳ぐらいの広さで小さいながらに焼き立てのパンが並べられているような状態でした。もう2時で種類もほとんどなかったのですが、厨房の方を覗くと中には職人さん4-5人位がみんなで向かい合って成形をしていました。

 なんていうか、凄い楽しそうにパンを作ってるのが伝わってきます。それを撮ったらタイトルは「わきあいあい」とつけたくなるぐらいに。

ここの社長さんは昔からあるスーパーの跡を継いでいるんですが、ここのスーパーはアピタよりも品質がずっと良くてきちんと値段を取っているにも関わらず、毎年賑わっているスーパーです。
 社長自ら野菜ソムリエの資格を取得し、スーパーは野菜が命と言わんばかりに、野菜コーナーはトマトだけでもたくさんの種類が並びとても色鮮やか。また、情報にも敏感でネットで話題の商品は積極的に取り入れて販売したり、コストコから商品を仕入れてコストコ市を開催したりなど、とても戦略的で魅力的な商品が並びます。お寿司もおいしくて、お正月や節分の恵方巻きも本当においしい恵方巻きが予約の段階で殺到します。

 そんな社長さんが一番大事にしているのは人。  

僕はそこにパンを卸していたのですが、本当に穏やかな人たちが多くて、いがみあったり心が荒んでる情緒不安定な僕みたいな人はいません。そういう雰囲気がいい感じにお客さんにも伝わっているのでしょう。お店でパンを並べているとお客さんも普通にこのパンなに?これおいしそうねー、とか聞いてい来たりします。

 今のお店は、、、ぶらりと入ってきたお客さんが試食を口にいれてくっちゃくっちゃしながら昨日のパンが入ったお得パンセットを見て不満そうに首をかしげて買わずに消えます。笑

 まぁそれは置いといて、従業員が楽しいパン屋って絶対にお店上手くいってますよね。

だって売上悪いと社長とかが不満そうな顔して厨房に来て、ぐちぐち言いながら改善策も立てずに文句言ったり愚痴をこぼしたりするでしょう。僕も今のお店に来てからそういう事増えた気がします。「どーせ年内に潰れるし、別に」みたいな、そんな風には言いませんが、やっぱり従業員はどこか我慢しているんだと思います。

 その根本的な要因として、店長や上に着く人が尊敬できないというのがあります。
これは本当に大きい。人は尊敬できない人に指示されたくないし、尊敬できない人の所では働きたくないでしょう。特にやりがいを求める若い世代の人はなおさらそういう傾向にあります。
ある程度年齢を重ねている人は、働けるだけでも感謝といって境遇に不満があっても我慢して続けてくれる人もいますが、若い子は他にいくらでも選択肢があるからと無理をして嫌なところで働く必要はないですから。

 で、最近YOUTUBEの動画を見ていると伝えましたが、あれの面白いところは、テレビと違って個人の距離感や発言のライブ感があるところです。
 僕のブログも素の部分を包み隠さず話すのは良くも悪くも魅力のひとつだと思っていますが、YOUTUBEも生放送を見ていると、個人のリアルな意見が聞けたりするのです。

 そこで、ふと大学生のライブ配信を見ていたのですが、それがとても今の世代の大学生のリアルさを表していました。尊敬できる上司について話していたのですが、多分世間一般の人にとっては当たり前の事なんですが、僕にとっては目からウロコでした。
 
それは要約すると、「普段はだらけていても、いざという時頼りになる上司ってどう思う?」みたいなことを話していましたが、その時にその配信者は「僕はそういうのが一番嫌い」と言ったのを聞いて僕は「へ?なんで?」と思ってしまいました。続きを聞いていると
「いざという時頼りになるって普段は怠けてたりダラダラしてるんでしょ?そういう気分屋な人に振り回されるのはイヤだし、信用できない。上司ならいつも頑張っていてほしい。」と続けました。

それを聞いて、その通りだと。いや、普通の人は当たり前じゃんって思うんだと思いますけど、僕はいざという時にはバリバリに頑張って頼りになる方がカッコいいと思っていたので、でも、それを聞いて、確かに毎日気分屋の上司に振り回されて、毎日別の事やらされたり信用もできない上司の下で働くのは辛いのが普通だよなぁ、と納得しました。
 今までそういうの気づかなかったんです。僕自身が思ったことをはっきり言うのですけど、普通は言わないですもんね。

 正直なところ、僕は平凡な毎日をあまり求めていないのかもしれません。それが気分屋で行動に表れていて、頑張ってはいるけど不安定な段取りや仕事に周りは良い顔をしていないというのがわかってもいたので、妙に納得してしまいました。

 パン屋は毎日安定した商品を提供しないといけないから、本当に今の僕の行動は矛盾してますよね。

 話を戻しますが、従業員が幸せなパン屋さん。
それは時給ではなくて、やっぱり尊敬できる人の下で働けたり、それが自分の実になってやりがいになったり、人間関係が充実していたりと、そういうものを作っていく必要があるなと思いました。

 実はそういう輪を自分から作るのものすごく苦手なんですよね。
部活も個人競技ばっかりだし、昔から転校ばっかりだったので長い付き合いの人とかほとんどいないし。

 なかなか時間がかかりそうです。


それでは、パン助でした。
posted by pansuke at 20:55 | Comment(2) | 開業前に必要な知識