2018年06月14日

思い込みによる間違い

 こんにちは、パン助です。

 今回の疑問は

 「なぜ、パン屋さんのパンは、スーパーのパンとは別だと思ったのか。」

たしかに、パン屋さんのパンは特別感あります。スーパーやコンビニのパンより高いし。
 でも、それは、スーパーのパンとコンビニのパンには無くて、パン屋さんにはあるものがあるから。

 それはパンの匂い。あるいはバターの香り。また、焼き立てというライブ感、温かさ。
これらがあることで、人の記憶にそのお店のパンの匂いと温度が刻まれます。
 僕もそう思っていました。

それは間違いではなかったけど、今回の僕の今のお店では間違いでした。

 匂いを閉じ込めようとオーブンをお店の売り場のすぐ近くにした。
ところが、北風が物凄くて匂いや温度は一瞬で冷めるような立地だった。

 つまり、匂いと焼き立てのライブ感は本当にわずかな時間しか存在しなかった。
これにより、人々の記憶に残るのは、「寒さ」と乾燥による「硬さ」。マイナスの印象も記憶に残ることがこれでわかった。

 それに加えて「虫」不衛生感。不潔感。コンビニやスーパーのパンは逆にそれが無い。虫がいようがパックされていれば得られる安心感。いつも同じ味という安定感。

 製造を任せられる人がいなかった。本当にいなかった。なんでこんな簡単なことで、、、たった3つの材料を測って混ぜるだけのことで、ありえないミスをするのか、本当にトラウマになるレベルで辛かった。その人がミスをするたびに数千円の材料費とリカバリーに使う時間で数万円数十万円と発展していった。この人が自信満々に積極的に仕事をするから、僕はそれをみて仕事ができると思い込んでしまった。これも大きな思い込みによる間違いだった。
 
 要するに、オープン当初の僕のお店は、コンビニのパンにある安心と安定感は無く、普通のお店に必要な焼き立てのライブ感とパンの匂いが無いお店になっていた。

 これで近くのお店が40円やら70円代の格安のパンがいっぱいならんでいたら、、、、勝てるわけがない。味以前の問題点が山積みだった。

 さらに、お店のことをよく知らなかったことによるスーパーのテナント特有の特徴を理解せずに出店したのも間違いだった。これはまた次回。

 やっぱり住んでいない地域にお店を出すのは本当に危険なことだと思った。
知らない、わからない。無知。
 それは情報が無いということ。それは戦場で武器を持たないのと同じことだと知った。


 次回、お店の特徴を知ろう。


 それでは、パン助でした。
posted by pansuke at 04:10 | Comment(2) | 開業前に必要な知識