2014年09月07日

パン屋の失敗談。業者さんにはきちんと想いを伝えよう!

 こんにちは、パン助です。

今年はどうも運気が悪いのか、とにかく無駄な出費と時間の浪費が本当に多いです。
 なんというか、ほんのちょっとの間違いで数千円、数万円が飛んでいくたびに、あるいは時間が一時間、二時間と無駄に過ぎる度に、なんでこの業者さんはこちらの要望を無視してまで、独自の判断を押し付けようとするのか、こちらの指示が聞けないのかと、ただひたすらストレスです。

 さらにそのストレスは僕に取っては久しぶりで、過去にスタッフとの人間関係で言ったことがどうしてできないのかと考えすぎて疲れていたのですが、今のスタッフにはほとんど任せられるので僕はだいぶ気が緩んでいたのでしょう。

 そのストレスは、過去に開業する前にただのパン屋のバイトだった僕を奮い立たせたストレスに似ていることを思い出しました。
 僕はまたその理不尽なストレスに晒されることによって、イライラし、それがそのまま仕事の速度につながる怒り発電能力を備えているのです。

 というわけで愚痴ります。

 ストレスの原因その1。

ある時、僕はパイルームを設計していました。過去に僕はひたすらクロワッサンを作っている時期があり、その時にパイルームに入り浸りだったのですが、僕は冷蔵庫の中が意外と好きで、僕はいつかパイルームのきちんとあるパン屋を作ろうと思っていたのです。ようするにパイルームは僕に取ってマイホームならぬマイルームという冷蔵室にも関わらずそれに負けない熱い思い入れがあったものなのです。

 それで、ユニットクーラー(エアコンの室内機みたいなもの)と、冷蔵ルームをきちんと断熱パネルで覆います。
業者に頼んだので、冷蔵ルームのパネルの工賃、通常の床置きと違い、バリアフリーで冷蔵ルームに入れるようにと地面を掘って工事をするので、工賃あわせて約150万円位はします。新品パイローラーを入れると200万かかります。そんなにお金をかけるのに、出来上がったものをみると、まず、天井にあるユニットクーラーの位置が僕が指定した場所と逆の位置にありました。

 天井から吊ってある冷蔵ユニットが入り口のすぐ上に設置されていたのです。

これは僕が指定した位置とは逆で、僕は奥に設置するように指示をしたにも関わらずです。

 というか本来ユニット冷蔵庫の冷蔵機器を入り口の上部に置くことなんて普通でも考えられません。通常は奥の天井部に設置してあります。

 ところがこの東芝の業者は「パイルームは粉を使うので粉が冷蔵庫の外にでるのを防ぐために、、」
意味がわかりません。普通に入り口の上部にユニット機があれば、パイルームの中にはパンラックも入れるので、その上に借りに番中を置いたり、バターを置こうとしても、邪魔になりますし、吸い込み口が回転しているので、怪我をする恐れもあります。
 ましてや、パイルームでは粉を使うので粉を吸い込んで機材が故障しやすいかもと僕に促していたにも関わらず、結果的に入り口にセットすれば粉が外に出ること無く吸引し続けるので、機械の劣化が早くなることも容易に想像できます。

 もちろん全部やり直しです。人の指示を無視したどころか独自の経験も無い判断で、こちらの気分まで害されたのはここ数ヶ月は全くありませんでしたので、おそらく工事日が伸びれば営業保障を請求するレベルです。

 ストレスの原因その2

さらにそのパイルームの床には、こちらが全く聞いてもいない滑り止めのアルミチェッカー板が引いてありました。業者さんが言うには、「中で作業をすると聞いたので、滑ると危ないので、、、」

 さすがの僕も切れそうです。僕がカミソリならとてもいいクープが開いたことでしょう。

 パン助「いやいやいやいやいや、一言もそんなことやってくれなんて言ってないですよね?パイルームの床にこんなアルミのギザギザした滑り止めつけられたら、中にキャスターついたパイローラーや、番中を転がすにもガタガタうるさいですし、掃除をするときに粉がきれいにとれないから衛生的にも問題ありますし、なによりも僕が一言でもつけてほしいと言ってないのに対して、そちらは一言でもこんなものをつけるなんて言ってないですよね?」こだわりが強いので、問題点がボロボロとでてきて、その場で業者にひたすら言葉を浴びせます。実際にもらった完成図面にもこのことは記載されていません。驚いたことに請求書には記載されていますが。
 
 すでにガッチリ天井も床も隙間を埋めるようにと工事が済んでおります。
僕は別の店舗で忙しいので、現場にちょくちょく顔を出せないのですが、もう完全に時間の無駄です。もちろん追加工賃は一切払わないとその場で約束させ、すぐに取りかかってもらいました。

 ストレスの原因 その3

ガス会社さんが、しょっちゅう工事現場に顔を出してきます。
 この業者の利用は初めてなのですが、知り合いの紹介でした。
僕は工事の段取り上、また過去の店舗設計の経験上、ガスは最後、と決めています。過去にガスの施行を早い段階ではじめて、後で移動したりレイアウトを変えたりして、余計な出費がかさんだので、そう最初から決めていたのです。

 だから、何度か挨拶に来ても、「こちらから連絡しますので、もう少し待っててくださいね」と何度も釘を刺しておいたにも関わらず、僕がまだ図面すら見せていない工事現場にひょこっと現れて挨拶してきました。

 ただ、僕は他の大工さんに工事の段取りの説明をしていたのと、そもそもアポも取らずに勝手に現れた時点でかなり違和感を覚えていたのですが、「どーも」と会釈だけして放置していました。すると工事現場をうろちょろしています。現場の図面が貼ってあった場所で図面をみていました。僕は忙しかったので、そのまま説明を大工さんにして帰りました。

 すると、翌日、大家さんからお電話。

大家「お隣から、ガスボンベの設置台が置いてあるのですぐに撤去してほしいとのことです」

パン助「へ?ガス?なんのことですか?」

 仕事中にも関わらず現場に直行すると、お隣さんお怒り。

なんとガスボンベの設置台がお隣さんと僕のお店の間のスペースらしき場所に設置されていました笑
あれ、僕は聞いてないですよ笑
しかも簡単に外れないようにネジでコンクリに穴開けて固定してあります笑
僕はお隣さんに平謝り笑
大家さんにもすみませんすみません笑

 あはははは。壊れそうです笑

その場ですぐに容疑者に電話すると、

パン助「誰がいつどこでこんな所に設置をしていいと言いましったっけ?」

ガス「そちらにいた大工さんに聞いたんですけどねぇ」

パン助「ん?その大工さんがこの工事の責任者って誰かいいました?それから、僕が一度でもこの工事現場に入っていいって言いましたっけ?こちらの段取りがあるにも関わらず、なんで勝手にこんなものを設置してるんですか?いつ誰がどこでここに設置していいって言いました?そもそも、僕は最初にあなたに、連絡するまで待っていてくださいって何度も言ったの覚えてないんですか?」
 
カス「えぇ、でも、、」

僕「そもそもこういうお店の改装工事は挨拶から騒音のある工事日をあらかじめ案内したり、お隣とうまくやっていったりする配慮に凄い気を遣うんですよ!?あなたの勝手な行動で、近所や大家さんの心象まで悪くして、なおかつこちらの指示は一切聞かない。あなたはガスの点検にたまに来るだけですけど、こっちは一生の付き合いをしていくのに、あなたの勝手な行動で台無しにされたらたまんないですよ!!」

ガス「、、、すみません。」で、すーっと帰りました。

 すぐにガス会社にことのあらすじをFAXで報告。するとまた本人から電話。

ガス「先ほどはすみませんでした。でもどうかウチと取引を、、、」

パン助「こちらの指示を無視して勝手にボンベ設置する会社と取引するメリットってあるんですか?」

ガス「でも、これからは」

パン助「とりあえず、今後も他者よりもお宅と取引するメリットを教えてください。明らかなメリットが無い限りは、ウチはあなたの所と取引する気はありません。(本当は全くないけど)」 


 それにしても酷い、酷すぎる!!

プロだから独自の判断をしてやるのはかまわないけど、やるなら報告連絡相談、お金をもらうなら絶対に必要ですよね?それを勝手にやることで僕のお店の工事の段取りが乱れるし、お店の工事が遅れれば待機している従業員の仕事も遅れる。工事が終わらなければ保健所の許可も通らないし、製造もできない。
 この人たちは営業日が遅れたら一日の売り上げを保障できるのだろうか?

僕は過去に工事で営業日に影響があったことで営業保障を示談でしてもらいましたが、僕は遠慮なく請求します。そういう痛みを伴わないと、本当に無責任な業者ばかりになりかねないです。
 
 でも、逆に言えば、僕が積極的に段取りや自分の想い描くビジョンを現場の人に伝えていたら、今回のようなことは防げたという可能性もあります。

 今回は僕がほとんど現場にいないことで起こった事件でもあるので、僕が初めてお店を開業した時はほとんど現場に自分がいたので、今回のようなことは無かったのです。

 また、僕は普段はとっても穏やかな好青年ですのでそれも原因かもしれません。(読者「」)

最近は沸点が低い上に、非常に攻撃的なので相手が悪いとわかると有無を言わさずに問いつめてしまいます。しかも無意識に所々に相手のフォローや世間話も入れて一旦おちついたところで、最後に一気にたたみかけるので、本当に嫌な性格だなと思いながらもスッキリしています。怖い怖い。


完全に愚痴ブログでした。読者の方々は読んでいて不快になったら申し訳ないです。

 、、、ふう。でもスッキリ。

 最近は車の中で運転しながらストレスの原因を思い出し相手を問いつめる一人ディベートをやっていると、あ、末期だなと思ってしまいます。
 

 それでは、パン助でした。
posted by pansuke at 01:49 | Comment(4) | 開業前に必要な知識