2014年04月05日

増税後の影響はいかがでしょうか?

 こんにちは、パン助です。

すっかり春かと思ったら、急に寒くなったりで天気も忙しいようです。

 このシーズンあたりは冬から春にかけて売上が上がっているか、大体落ち着いてくる頃ですが、増税した後は増税分だけ表面上はやや売上が上がっているように思えます。パンは買いだめができないのと、多少あがっていても周りは仕方が無いモードなんでしょうね。

 問題は、仕入れ値が大幅にあがっているので、バターも来月から値上がりということで、増税後もパン屋が今まで通りというわけにはいかず、僕のお店も商品を小さくしたりはしないのですが、新商品を投入して徐々に増税後の本体価格表示をいいことに、ちょいちょい値上げしています。
  
 ただ、相場で言うと、僕のお店は安い方なので、どうやら高くなったと感じたお店から流れてくるのか、春だから新入社員らしき人が多いのか、新しい顔ぶれが多く、試作やオマケ、お得セットを多用して、あるいは接客に力を入れて、他店よりもサービスもよくしていってます。

 今からパン屋をはじめようとしている方は、今後も材料費の高騰は避けられませんので、そうなってくると利益率の低下が免れません。僕のお店では原価10円位のパンでも生地や食感を売りにしていて130円ぐらいで売っているものもありますが、ウインナーなどが入っているパンはいい物を使うと原価が80円ぐらいするので、さらに増税で値上がり90円ぐらいになったので、売値が180円だとあまり売れないし、売れなかった場合に安売りしたり、まとめ売りすると、全く利益が無いようなトントンの状態でパンを消費してしまうことになります。
(今回の記事でいう原価は、材料費のことです。人件費や電気代等は含まれていません。)

 なので、やはり今後もパン屋の本質である生地に注目して、コンビニ等の味や香りの強いパンと差別化を図り、焼きたてのサービスや、接客や試作などで、確実な顧客作りに力を入れる事が重要になるかと思います。

 
 ・・・って、真面目かっ!!そんなの普通のことですよね。


でも、僕の周りのパン屋さん、経営者に振り回されてなのか、周りで流行っているからと色々やってはみたものの、結局続かないでいることが多いんですよね。僕もお世話になってる社長さんとかに、「ああいうのが流行っているらしいよ」「こういうのが売れてるよ」と言われたりしますが、この間ホンマでっかTVでやってた「さしすせそ」で上手に受け流しています。

 僕もそうですが、売れてたり、こういうのが流行っている、というのを自分のお店のことを(このブログでは言いませんが)結構人前では話しますが、実際にそれを勧めたりしながらも、その「流行っている」「売れている」のを紹介したりしゃべっているだけで、満足なんですよね。勧めたからと言って、それが売れようが売れまいが後のことは責任がとれません。

 逆に、相手の例えばその社長さんが僕に言った事を覚えているかどうかっていうと、覚えているかもしれませんが、実行したかどうかなんてのは全く気にしていないんです。たぶん色々な人に話しているから、誰に話したのかも細かくは覚えていないでしょう。
 もしそれを真に受けて、毎回実行するバイタリティがあるならそれはそれでいいですが、振り回されて終わりってことにもなりかねませんので。そもそも、売れている商品をそのまま実行したから売れるなんて、2番煎じにもセンスがいりますし、そもそもつまらないですよね。

 ちなみに笑顔で「さしすせそ」とは
「さ」さすがですね!
「し」しらなかったー!
「す」すごい!!
「せ」せかいが違う!?
「そ」そうなんですかー!!

です。サラッと淡々と言わずに、一呼吸おいて感情こめて言うと、さらに効力(相手が満足する)が増すそうです。


 世界が違うだけ強引だとは思いましたが(違わないし)、もしそういう立場(取引先、経営者と職人、親元と下請けみたいな関係)にある方がいたら、是非使ってみてください。
 

 もし僕が今からパン屋を考えるなら、小規模でもいいので農地を借りたり、家庭菜園でもいいので、ちょっと野菜や果物の勉強をしたいです。増税で忙しくなると、ちょっとした手間も面倒でやらなくなったりするから、そういう一手間の繰り返しの農作業も一日の生活の流れに植え込んでおきたい。

 
 僕もたまには自分が言ったことを「さしすせそ」で言われてみたいな。

大体「はぁ?」とか「ふーん」「へぇ」とか、「はひふへほ」で返されますから(笑)


それでは、パン助でした。

  
posted by pansuke at 04:18 | Comment(9) | パン屋の悩み