2014年02月03日

パン屋さんの新しいカタチ

 こんにちは、パン助です。



 僕の知人はたまたま整体をやっていて独立した人が多く、大手がこぞって価格を下げたものだから、昔は1時間5000円でも安いと言われる業界だったのに、今は1時間で3000円をきるのが当たり前の時代に、、、。技術を安売りして、たくさん人が来てくれたらそれでいい。整体も薄利多売。そんな時代。

 しかも、そういう大手の整体チェーンで働く人達は、時給制ではなくて、完全歩合制。
お客さんから1時間の施術料金3000円を受け取ると、そのうちの1500円は会社に、1500円が整体師に支払われるような仕組み。会社からすれば、お客さんが集まる場所を提供するから、マージンもらうよって感じ。

 これにより、会社側は客が来ない暇な日でも人件費がかからず、働いている人はお客さんの指名とれるように顧客作りに励まないと稼げない、そういう流れに持って行くことができる。

 僕はてっきりもともと整体をやってお店を出していた人が、お店を閉めたり、客が減ってきたから人が集まる所で整体をしているのかと思っていたので、こういうお店でも整体師の人達はプロばかりかと思っていたんだけど、聞いてみると整体でお店なんてもっている人はほとんどおらず、歩合制のアルバイトとなんら代わりが無いとのこと。

 つまり、技術の安売りじゃなくて、もともと安い技術だったのだった!!(ちゃんとした技術の人ごめん)



 なんだか、こういうのって、パン業界にもありえるような…そう思ったその時、パン助の頭に何かがよぎった…!!?

 

ーーーーーそこはとあるパン屋さん。いくつもの商店が並ぶデパ地下のように、区画毎に何人ものパン職人が詰め込められていた。

中ではお客さんとパン職人が陳列棚を挟んで向かい合い、焼きたての香りと個性的なパンがお客さんの前に並べられ、競りでも始まったかの様に、市場のようなにぎわいを見せている。  

 中にいるパン職人はなんだか職人とは違った雰囲気の若い風貌の人達、白衣もエプロンも帽子も同じ服装は無く、白衣が衣装のようにファッションを楽しむ様な彩りを見せている。その手にあるのが生地ではなくハサミだったら、美容師に見えなくも無い風貌だ。


 「こんなに人を雇っても大丈夫なんですか?」と、数十人のパン職人を見て聞かれる。


 「ええ、ウチで雇っているのは窯担当のスタッフだけで、他の職人達は雇っているのではなくて、場所と機材と材料を提供しているだけなんですよ。」
 

確かに良く見ると、中の設備はパン屋にしては多く、ミキサーも区画毎に数台用意されていた。大型のオーブンは一カ所にまとめて連なり、窯を担当しているスタッフだけが共通の制服と、パンに書かれたメモを見て決められた設定温度と時間で焼いているようだ。  

 「パン屋さんになりたい人はたくさんいる。でも、店を出すにはお金がかかる。人を集めるのにも。その需要に応えるのにはこういうカタチが一番だと思いました。」

 「たしかに、パン業界に進出するにはお金もかかりますし、何より売れるかどうかの不安もありますよね。」

 「ええ、そうなんです。ここはパンを作る場所でもあり、たくさんのパン職人が集う場所でもあるんです。それにより、自分の実力が目の前でパンが売れること、あるいは売れない事により評価ができ、他の人の接客の仕方やパフォーマンスを学び、仲間もできる。また、大量発注により安く仕入れたり、あらゆるサンプルや業者の商品もそろっているので、パン作りにおいて理想の環境とも言えるでしょう。」

 「ただ、このご時世ですから、衛生面については、集団食中毒なんかは大丈夫なのでしょうか?」

 「もちろんです。手洗いのマニュアルや食材の保存方法のノウハウも共有することで、最もベストな方法と情報を選択しています。また、販売方法も職人それぞれが決めているので、ショーケースにいれる人もいれば、ラッピングして置いているお店、ほら、あのお店なんか独自のシールを作っていたり、包装袋に手書きのイラストを書いたりとオリジナルに溢れています。それぞれに需要があり、その需要に対してどのようなお客さんがつくかもわかる。会員制なので、どのお客さんがどのパンを買ったかもすぐにわかります。」

 「ひとつのマーケティング市場とも言えますね。」

 「ですね。今朝もどっかの企業から取材のオファーがありましたけど、断っちゃいました(笑)」

 「へぇ〜、それはすごいですねー。(笑)」

 「あ、でもそれぞれのお店の売上の半分は私の懐に入ります。(笑)」
 
 「ウフフフ、、、(笑)」
 
 「アハハハ、、、(笑)」




 「それではパン助でした。(笑)」
 


※ちなみにこれは、ただの妄想です。
posted by pansuke at 00:39 | Comment(6) | 日記