2013年10月06日

お店の改装は、自分の感性を大切に。その2「目線の高さ」

 こんにちは、パン助です。

今日も感覚の話。お店を作る際に気にする高さについて。

 お店を開業する際に、僕はレジ台はカタログを見ると10万とか20万とかするのが高い!と思ったので、買うのは止めて、
近所の家具屋に転がっていたキッチンボード(キャスター付きのキッチン台)横120奥45高75だったかな、それ19800円に、ホームセンターで5000円ぐらいのいい感じの板を買い、切って削って薄く塗装してニスを塗って、後はネジで止めて終わり、半日仕事で合計3万円もかかりませんでした。

 その時に気にしたのは、高さでした。
パン屋は腰を使う作業が多いので、腰痛に少しでもならないように、レジ台の高さを気にしたのです。
 しかし、自分に合わせるとレジもレジ台も男性用の高さになります。
 販売する従業員もお客さんも女性が多い事が予想できたので、レジ台の高さは150センチ〜160センチぐらいの人にちょうどいい高さにしようと思い、でもそれがよくわからなかったので、コンビニに行き、自分が買い物するならこのぐらいの高さ、でも客層が女性が多いならこの位がいいな、とメジャーでこそこそとお店のレジ台の寸法を測っていました。
 おおよそ75センチ〜85センチぐらいがいいのだと僕は判断しました。そして、それに合うキッチン台を探したのでした。

 今思い返せば、コンビニの防犯カメラに僕がメジャーを持って隅の方で机の高さを測っているのはバッチリ映っていたのかと思うと、「あの人、この間机測ってたわよ」「ああ、机の人ね」と裏でスタッフの噂になってはいないかと、冷や冷やしていますが、きっとそんなことは無いのかと思うと、今度測る時は、「レジ台、測らせてもらっていいですか?(キリッ」と堂々と言える人になりたいと思いました。

 なんの話だっけ。

そう、高さの話です。そうやって、高さを気にすると、今度は作業台の高さ、テーブル冷蔵庫の高さも同じ様に75センチ〜85センチ位が僕のお店の高さになったのでした。

 (でも、よく考えれば、カタログのレジ台に高さ書いてあったんじゃ。)

そして、次に売り場の陳列台の高さになります。

 僕は参考にと、近くのジャスコにあるパン屋に行ったのですが困った事に、パン屋の白衣を着たまま行ってしまったのです。
そのため、メジャーを持ってパン屋で測るのは、もうどう見ても異質。同業者にしかみえないので、僕もポケットからメジャーを出せなかった。

 そこで、考えたのが、「白衣折り曲げ測定法」です。これは実に画期的な方法で、まずパン屋に行きます。そして、トングを持ち、棚にあるパンを取る時に、このパンのある高さちょうどいい!っと、思ったあなたのその感性を大事にし、その高さまで白衣の裾を折り曲げ指でぎゅーっと抑えて跡をつけるのです。
 
 、、、本当にやっていましたが、この方法も腰の高さならいいですが、パンの台が胸の高さまである場合に、そこまで裾を持ち上げて折り曲げると、今度は露出狂に見られる場合もあるので注意してください。棚が3段ある場合は、一カ所の高さがわかれば、あとは、手のひら何個分下とか上とかで測る事ができます。高い位置にある場合は、腕の部分の袖で合わせてもいいかもしれません。


 (でもこれもよく考えれば、カタログに陳列台の高さ書いてあったんじゃ。)

しかし、これはやはり自分で確かめて調整した方が良いと思います。チェーン店なんかは陳列台一つとっても、そういうの気にしているので、高さがちょうどよかったり、とりやすさや見渡しやすさ、プライスカードにいたるまで、さすがだな、と思う事が多かったのですが、個人店の場合、「これおばあちゃん見えなくね?」と思うような高さの棚にパンが置いてあったり、パンを鉄鉄した色のホテルパンのトレーに乗せてあったり、壁に鏡を貼ってパンを多く見せたりって、、、。

 これも感性といえばそれまでですが、パンと鉄っぽい色って相性悪いように感じます。白いお皿や木の肌の色はとてもパンをほんわか暖かく見せますが、鉄の色は刑務所の食事という感じがします。(鉄のトレー使っている方スミマセン。ステンレスだと衛生的な感じはするんですが、冷たい感じは否めない。)

 ちなみに、商品陳列台は、ホームセンターで細い角材を数本、机の幅サイズに切ってそれを裏側で別の木で止めて、脚をつけました。
たぶん、どんな感じかわからないと思いますが、すのこのような感じです。それを色を塗ってネジで止めて固定しました。

 (こんな感じhttp://www.air-r.jp/products/detail.php?product_id=5648



 その他にも、お客さんと従業員の足場の高さ。

僕が今作っているお店、前の飲食店の経営者が、スタッフ側の床をコンクリートで15センチもお客さんの床よりも高くしたんですよね。それにより、お客さんを上から下に見下ろすような目線になります。
 お客さんからすれば、下から見上げるような位置関係です。
なんでこんな、店員の鼻の穴を見えやすくする立ち位置にしたのかは全くわかりませんが、僕にはこれは商品が目線より下にあるのに、店員の顔が常に客より高い位置にあると、常に見張られているような圧迫感があるように感じ、ストレスを感じるので嫌でした。

 まぁ、普通は高さ同じでいいと思いますけどね。

(ちなみに、15センチの高さのコンクリート約3平米を平にするのに、5万円ぐらいかかりました。段差は嫌いです。)
 
 というように、お客さんの層にあわせて、僕はお店の高さを決めていたりします。

ちょうどいい高さがわからない場合は、メジャーを持ってコンビニへGO!


 それでは、パン助でした。




 
posted by pansuke at 23:30 | Comment(2) | 開業前に必要な知識