2013年06月30日

続ける事

 こんにちは、パン助です。

線路は続くーよーどーこまでもー

 どこまでも続いている線路は、山手線ですかね。

 
パン屋をやるに当たって、僕は少し気軽に考えていました。
 一度開いたお店は簡単には閉じられない。それはオーブンのリース契約をした時に感じてはいました。

当初はほとんどの機材を中古で揃えたので、お店がダメだったら中の機材を売って閉じればいっか、ぐらいの感覚でしたが、
 お店がそこそこ繁盛してくるとオーブンを良い物に変えて借金、今度は、簡単にやめられない気がしていました。

これが何年も何年もパン職人をやってきた方なら、それこそ何年もこの先パン屋を続ける事は、日常でしかないと思います。
 でも、僕は転々とアルバイトばかりの人間ですので、そもそも続けるにはなんらかのモチベーションが必要だったり、あるいは結婚や家庭等があればそれに伴い生まれる責任感や義務のような物が必要なのかもしれません。

 そもそも、僕が今のパン屋を続けてこれたのは、単純に最低限の売上を得る事はもちろんですが、日々生き抜くための試行錯誤が楽しかったからでもあります。

 この間、地元の商店街の集まりに参加したのですが、シャッター街の中で育った商店の思考と僕の思考は全く違いました。
僕の思考がエネルギーのこもった矛だとしたら、その街の商店の方は多くが守りに入った盾の考えでした。

 例えば、街のイベントで商店の方達が各店舗でイベントを作り、お客さんが無料で講習を受けられる町おこしのイベントがありました。
 その中で、毎回参加者のドタキャンが非常に多いという意見があり、データもあったにも関わらず、毎回同じ要領で話が進んでいくのです。
 なぜキャンセルしたのか、それを防ぐ方法は無かったのか、などという話し合いは無いため、僕が勝手に、前日に電話で確認したり、参加チケットを渡す事で参加に対する意識が高まるし、参加できない場合は友人等にそのチケットを譲れるようにすればいい、と案を出したりしました。
 
 また、新聞に広告を出すのですが、2回にわけて同じ内容で広告を出すとの事でした。
それも、僕のお店がパン教室を開けば、定員は一回目の募集ですぐに定員オーバーになることが予想できたので、二回目の広告は内容を変更できないか聞いたら、予算の都合でできないとのこと。

 だったら募集を先着順では無くて、抽選にすれば、応募する人の住所や番号も回収できるので、後日その参加できた方には参加チケット、参加できない方には別のクーポンや割引サービスなどをすれば、本来の目的の町おこしにつながると言ったのですが、コレも、今回は先着順にしましょう。とのこと。進展無し。
 (僕のお店は定員になった場合の予備講習日と、応募漏れの場合は個人情報を回収して、参加できなかった人に割引クーポンを送るようにしました。さらにホームページも参加状態を確認できるようにし、参加者も連動できる流れにしました。)

 わずか数千円で新聞折り込みできるなら、その数千円の広告を最大限に利用すればいいのに、、、


 そんなもんだから、結果は火を見るより明らかです。参加応募者数、僕のところだけ3桁です。他の方と一桁違いました。


 しかし、その分だけ忙しくなります。

僕はこの忙しさが、商売の上では幸せだと言う事はわかっています。

 でも、その忙しさの上に自分の時間が残らないのではないかという不安があります。

業務拡大をすると言っていましたが、おおまかな話、後2年程で僕のお店は3店舗になる予定です。

 ただ、そうするつもりがあったわけではなくて、僕はやるからには一生懸命やりたいし、お金も稼ぎたい。
ほとんどはいい話がもらえたという、運が良かっただけなのですが、とにかく恵まれた条件に環境をおくことができました。

 その反面、これから先も、この忙しさに囲まれてしまうとなると、僕はなんのために生まれて来たのかさえ考えてしまうことがあります。

 つまり、結論はやっぱり、本当に好きでないと続ける事ができないのだと思いました。

僕はこの先もパン屋を続けますが、きっと普通のパン屋さんでは僕のハートがもちません。
 
 
 続けるための工夫を最近は考えてしまっています。僕が飽きないためにパン屋を続けるなんて滑稽な話ですね。
 
こんな時に素敵な奥さんがいてくれたら、、、という願望はありますが、実際はそんなに甘い結婚生活なんて夢のまた夢ですよね。

 
 7月からイベントが多くてちょっと忙しくなりそうです。

 
 それでは、パン助でした。
 
posted by pansuke at 03:08 | Comment(5) | 開業前に必要な知識