2013年03月10日

ゆとり世代と呼ばれる子達の日常

 こんにちは、パン助です。

ゆとり世代という言葉は、本人達からすれば差別用語のように聞こえるかもしれない。
 でも、実際問題、このゆとり教育から社会に出た子達は今社会に出てかなり厳しいと思う。

 そして僕のお店には平成生まれのスタッフが多い。

しかし、その中の一人は非常に負けず嫌いな性格を持ち、ゆとり世代でありながら現状を冷静に分析していた。

 
 その彼は言う。
「僕らの世代は、かけっこ皆一等賞だったんで、基本争ったり闘争心とか無いんですよね。」

 だから競うことをしないので、スピードを強要されることも無かった。
最前線に必死で追いつくのではなく、最後尾にみんなが足並み揃える世代。
 急ぐ事に理由は無く、争う理由も無く、だから社会に出ても、そんな事言われても困りますぅ。という感じなのだ。

 だから平成スタッフは基本的に仕事が遅い。以前このブログに書いた仕事がスーパースローなスタッフというのも、実は2人とも
平成生まれだった。
 基本的に争う事をしないけど、スピードも無いので、大体普通の人達がこなす仕事の半分もできていないのが現状。
察しもあまり良く無く、物事において本質を見抜く力は弱い。なぜ今これをやっているのか考えるのではなくて、言われたから言われた事をやるのが仕事、という考えを持っている。
 
 しかし、僕はある結論にたどり着いた。

彼らは、そういうスタイルでやってきたのだ。少なくとも義務教育の間の9年間は確実にそういう教育を受けて来た。

 だから、社会はこういうものだと、僕は今まで通りやっていく。できないのなら、できるまで、作業の段取りを徹底的に繰り返しやってもらう。時間を計る。日々その時間を目標にしてもらう。悪いけど、彼らに合わすつもりは毛頭ないのだ。

 中でもかなり厳しくするのは、挨拶と返事と、失敗したときの責任。

 とりあえず挨拶と返事は、きちんと返すまでしつこく言う。
そして失敗した時は、、、
なぜか知らないけど、この世代の子は失敗すると、「○○しちゃいました〜」と言うだけで謝らない傾向が多い。
「パン落としちゃいました〜」「パン焦がしちゃいました〜」いやいやいやいや、だから何だ?その後に何か言う事無い?と毎回聞く様になって、やっと最近は失敗したら謝る様になった。でもね、なんで謝らないといけないかがあまりわかっていない様子。

 この辺が、どこまで言うべきが考えてしまう。

単純に言えば、「この店の物は全部オレが金払って買ったオレ様の物なんだよ!!!てめーら自分の携帯壊されて「携帯へし折っちゃいました〜」って言われてそれで済むのかよ?」なんだけど、なんかお金の話を持ち込まれても、ちょっと違う気もするし、
 かと言って弁償も違う気がする。焦がしたパン代を給料から天引きされてたら僕ならすぐ辞めるw

 結局は、僕は嫌われてもいいのでひとつひとつ気になる所を全部言って、自分で考えないといけない所は考えてもらう。

それでもやっぱり9年以上かけて培った環境を簡単に変えるのは難しいんですよね。


 ただね、僕が日雇い派遣の事務スタッフで働いていた時に思ったのは、やっぱり40.50になっても挨拶や返事がしっかりできない人は多くて、そう言う人は、自分が挨拶や返事ができていないってことにも気付いていなくて、もう誰も言ってくれなくて、だからその場所から抜け出せないってことに気付いてなくて、、、っていう話をする。

この子らが挨拶や返事なんかの大事さに気付くのはもっと後かもしれないけど、
 少なくとも僕のお店にいる間は絶対にやってもらっている。
理由なんて無くていい。僕が挨拶や返事をきちんとしないと怒るからやる、それでもいい、やらないよりずっといい。


 なかなか大変です。ホントに、、、。

でも、いい所もたくさんあるんだけどね。

 えーっと、、、若い、とか?(そりゃそうだ)


厳しい事いうけど、、、

 彼らが部下をもつ時代になったら、脱ゆとり世代に追い抜かれてなめられちゃうよ。



 
 それでは、パン助でした。

 

 
posted by pansuke at 21:39 | Comment(2) | パン屋の悩み