2013年01月22日

それでもパン屋をやりたい人に作戦その1

 こんにちは、パン助です。
最近また土日が急に忙しくなってきました。定時よりも早く閉店する日が2日も続き、理由がわからないのでその日の清算ノートには、一口メモとして、売上が悪い日には雨、とか、35度越えとか、あるいは近くでお祭り、とか色々書いてあるのですが、その日は、寒い日だけど16時に完売閉店、なぜかわからない。とメモしてあります。来年の僕はこのメモを見て、どう対処すればいいのでしょうか(笑)

 さて、もしパン屋をやりたくてもお金が足りない方に、僕の作戦その1です。

もちろん、開業には最低限の資金と、あとは覚悟というか、行動が必要なためこれをやるには、その覚悟を乗り越えてからです。
 説明がうまくできませんが、おそらく結婚は勢いというのと同じで、何らかのきっかけ、あるいはそうせざるを得ない状況、飛び込みの高さ10メートルのプールであのプールに飛び込むには、誰かに押されるか、自分の意志で飛び込むか、あるいは足を踏み外すか、とにかくそのどれかが無いと飛び込めない、その心の中の「えいっ!」とか「とぉ!!」とか「もうどうにでもなれ!」的な覚悟が必要なのです。

 僕の場合はそれは、まだ器材も揃っていないのに、ヤフオクで商品を落札して、置く場所が無いからとお店を借りた時でした。お店を借りたら後戻りはできません。それはある意味、そうせざるを得ない状況に追い込んだのです。

 そして、これは僕がお店を借りてからお店を開くまでやたら時間がかかってしまった。なので、今だったら、こうしたのにな、という作戦を一つ提案します。

 それは、さっさと一度小規模なお店を開業して、から、商工会議所や商工会の会員になって、融資の相談をする作戦。

というのも、パン屋をやってお店を出すにいたるには、最低限パンが焼ければいいんですよね。
そのために最低限必要なのは、
 業務用のミキサー、ホイロ、オーブン、冷蔵庫、冷凍庫、作業台、これぐらいなんです。その他に保健所の許可を取るために換気扇やシンク、手洗いシンク、ゴミ箱、などの細かな部分はある物の、最低限はこれだけ。
 これだけを揃えるならそこまでお金はかかりません。
具体的に僕が中古の品でこの商品の金額を出すと平均かやや上の中古価格で
 ミキサー30コート、20万円(1990年代でも十分)
 デッキオーブンとホイロセット 2枚1段 30万円〜50万円
 テーブル冷蔵庫(作業台になる)75センチ×150センチ 10万円、
 作業用まな板、5万円 
 シンク 2万円
 手洗いシンク 1万円
 換気扇 1万円
 新品ツインエアコン3馬力(製造、販売用)22万円(エアコンは古いと電気代が高くなるので)
 パン用ラック2台 5万円
 冷凍庫 5万円

 これ以外に販売用
 レジ 1万5千円
 サンドイッチ用冷蔵庫5万円
 ドリンクケース 2万円
 棚、すのこ、テーブルなど自作もしくは新品購入20万円(自作なら、10万円いかないです。)

 これ以外にかかるのが、電気工事が50万円、水道工事が20万円、外装をペンキ塗ったりドアや窓を変えたり床を張り替えたりすると大体30万〜80万円かかります。(店の大きさは30平米前後)
 
 後は仕入れの材料とかに最初は30万ぐらいは確保しておくと良いです。

 あれ、、、結構かかる。それでも、このぐらいで抑えておけば、、、、十分なパン屋さんはできますよ。
そしたら今度は逆に、もっと安く済ませたいなら省けるものは省いてしまうと良いです。外装とか床とか、そのままでも保健所の審査さえ通ればいいんですから。あるいは、お店自体はパッとしなくても、このご時世、お年寄りはわざわざ外には出れないからと、夕方はお店を閉めて配達サービスをしたっていいです。営業する場所を下に書きますが、こういう予約を受注して製造するのもアリだと思います。

 そしてお店を出して、まずは1年。人件費を削るためには自分が働くしかないですが、とりあえず一年。
まずはお店の紹介、ショップカードを作って、近所に宣伝、近くの学校や小学校、保育園にも老人ホームにも営業をかけて、発注、予約承ります、子供用のパンや動物パン、特注サンドイッチもどうぞ、などなど。(サンドイッチを売る場合は保健所に許可をもらってくださいね。)
 
 とにかく黒字にするためには自分が働くしかないです。そうやって黒字にしておけば、その後商工会議所の会員も1年を過ぎれば、利率が格安の融資を受けやすくなります。この際に重要なのは、返済できる経営をしているかどうか、お金を借りたら返せるかどうかです。
 そのためには、黒字であること、他の金融機関から融資や借金をしていないことが重要です。

 そしたら作業段取りを見直して、短縮できる所や強化できる設備に投資すればいいのです。実は僕も途中でオーブンが足りなくてリースにしましたが、リースはハッキリ言って年利でいうなら15%ぐらいの利率で支払うので、非常に高くつきます。その時に国からの融資なら年利2%〜5%で済みます。国から借りて現金で買えば値引きもしてもらえるのでかなりメリットがあるのです。

 1年というのは、決算書ができて、融資がうけられる基準がわかり、書類が揃いやすいというのもあるので、そういう期間に定めました。(商工会議所の会員に1年以上なっていないと受けられない融資というのもあるみたいです。)

 とはいえ、やはり初期費用に300万はかかりますので、あくまでこういう方法もあるということぐらいにとどめておいてください。


 
それでは、パン助でした。


 

posted by pansuke at 00:46 | Comment(0) | 開業前に必要な知識