2012年07月31日

パン屋の時給はいくらが妥当か。

 こんにちは、パン助です。

最近色んな発注が舞い込んで来て、暑い日には売れないパン屋には嬉しい反面、体が悲鳴を上げてます。
 パン屋をもしやる方、バターロールやバンズ、シンプルな食パンなど、パンが好きな人は意外とこの、生地だけのパンを購入してそのパン屋がどんなパン屋かを測る傾向にあるように思えます。あくまで推測ですが、でもバターロールがおいしいパン屋さんは少ないので、お客さんにここのパン屋のバターロールが県内じゃ一番おいしいとか言われると、正直照れます。
 おかげで、イベントがあるたびにバターロールの発注が毎日50個と言われて、何気にバターロールってきれいな成形をするのは僕の中では難しい部類に入っているので、結構神経使ってます。

 さて、今日は時給の話。

パン屋の時給って大体のお店が安いですよね。地域の最低賃金でも募集すればパン好きな主婦を筆頭にかなりの応募が来ます。
 だからパン屋の時給は安いのです、が、やっぱりどうせ同じパン屋で働くなら、時給が高い方が良いと言って、ある程度パンの事を覚えると、他のパン屋に行ってしまう方もいます。そうです、僕です。僕は時給が高いパン屋さんをみつけては、あっさりと乗り換える卑劣な奴でした。

 ところが、自分が同じようにパン屋を始めてから、それと同じように、従業員が自分の仕事の量と大変さ、頑張りに対して、待遇が満足していない事があるんです。それを理由に辞めてすぐに別の所に行ってしまった方もいました。僕はそれでも最初は良いと思っていたのですが、やっぱり半年以上いてくれる方はそれなりに店に対しても愛着もあるし、仕事も色々と把握してきて頼りになります。
 
 最近思ったのは、女性と男性の違いについて。女性の方がテキパキと覚えて早く結果をだせるのですが、男性は始めは遅いのですが徐々に成長していく傾向にあるように思えます。脳に違いがあるせいなのか、男性の方が全体の流れを把握しようとして、始めは要領が良く無いのですが、しばらくしてからは全体を見ながら仕事をして、どうすれば仕事が段取りよく終わらせる事ができるかを考えるようになって、いつの間にかこちらが教えてもいないのに明日の準備を空いた時間に上手く組み込むようになっていたりします。

 なので、元々パン屋はやる事覚える事が多く、ミスが少しあるとそれを取り戻すのに時間がかかったり、日によってパンの焼けるペースが違ったりしやすいので、すぐにその人が仕事ができるできないと判断せずに、長い目で見るようにしています。

 そこで、僕の店では、3ヶ月〜半年間は時給は最低賃金のまま、それでも頑張ってくれる方はどんどん昇給させます。
昇給すればもちろんやることも、責任も、新人に教える事もさせるようにしますが、やっぱりやる気があると活気もでてきて、お店がうまくいきます。
 もちろん、昇給するということは、お店の利益を出さないといけないので、僕も営業に力を入れたり、新商品の開発をどんどんやってみたりします。

 時給は地域によって違うのでいくらとは言いませんが、僕は半年〜1年やって時給がそのままだったら、新人と同じ給料だったら嫌な気分になるので、自分が働いていた時のことを思い出して、従業員が不満にならないように、考えています。

 店によっては時給は絶対にあげずに、それでも頑張ってくれる従業員がいることが理想かもしれませんので、人それぞれの考え方で良いと思います。

 ちなみに僕が働いていた時のパン屋の時給は、、、

最初のパン屋→時給730円。(成形、窯をメイン)
次のパン屋→時給900円。(成形、パイルームをメイン)
次のパン屋→時給800円。(成形、仕込み、窯)
次のパン屋→時給750円。(仕込み、成形メイン)でした。

 どこのパン屋も時給はあげてもらえませんでしたが(全部1年もいなかったので)どこも結構経済状況は決して良くは無かったと思います。

 しばらくは小麦粉が値下がりしますが、また来年度には上がるそうで、、、、

農地があるので小麦でも育てようかなぁ、、、

 世知辛い世の中です。時給あげられなくてごめんね。本当はあげたいんですよ!!


 それではパン助でした。
posted by pansuke at 18:25 | Comment(0) | 開業前に必要な知識