2017年05月04日

海外のオーブンは本当にいいのか?

 こんにちは、パン助です。

ふと最近気になったことが。

ボンガードオーブンなどの海外製のオーブンはフランスパンやハード系を焼くのに向いています。
だから僕も、いつかはボンガードオーブンを!と思っていました。

でも、もしかしたらそれは僕がブランドに振り回されていただけかもしれません。

ウチのスタッフに日商40万以上の人気店で働いていたスタッフ(パン歴10年以上)がいるのですが、最近ふと
「このオーブンでも機能的には十分」というのを聞いて、今使っているオーブンは北沢産業のスーパーオーブン2枚差し3段なんですが、僕は「アレそうなの?」と思っていました。

その方が働いていた老舗はもう20年以上もオーブンを変えていなかったそうですが、それでも人気店でハード系もライ麦も酵母から起こして作っていて普通に焼けるそうです。どこのオーブンかわからなかったそうですが、それでもボンガードとか有名どころではないと言っていました。
 
 そしてある時はまた別の人ですが、フランス人よりも日本人の方が製パンの成形技術が上、みたいな話も聞きました。その方はパン歴35年の方です。
それも納得で、日本人はそもそも職人気質で神経質な人が多いですし、あと労働民族というか残業してでも働く美学みたいなのを持っていたりするので、ストイックな人は多いのだと思います。

 そしてオーブン。

そういった技術の向上心がある日本人がたくさんのパン屋を開けば、自然とハード系の需要も増えてきます。
 そうなると今度はハード系オーブンの需要も増えてくるということです。
それをわざわざ海外から取り寄せて販売するというのは、非効率的でしかありません。
 こんなこと言ってはいけないのかもしれませんが、海外のオーブンを修理している業者さん曰く、海外のオーブンの作りは荒いそうです。

 そして日本の技術がそれを真似できないわけがありません。

実際に今雑誌のカタログとかを見ると、石窯に近いオーブンを各メーカーが発表していますが、まだ自分が使っていないのでいい加減なことは言えませんが、大体300万円前後で新品が買えるので、海外の800万〜1000万円するオーブン(僕の予想では、輸送費に1割、販売会社に2割、代理店に2割、仲介料がかかってると海外で買って自分で輸送した方が安いんじゃないかと思う。)を買うよりも、日本の最新のオーブンの方が、よっぽど経済的でかつ修理もスムーズ(海外のオーブンは修理すると部品の取り寄せにも時間がかかる)のため、今後海外製のオーブンを期待するよりも、日本のオーブンに期待するのが良いと思いはじめました。

オーブンで重要な「いかに熱を逃がさないか」そこに着目すると、大手のメーカーのほとんどがそれを売りにしたオーブンを出しています。今後は日本のオーブンも需要に合わせてかなりハード系向けのオーブンもできていくのだと思います。

 というわけで、実は僕もボンガードオーブンを中古で買ったのですが、あまりにもでかい(これも日本では不利ですね)ので未だに使えてないです(涙)

 うまく転売してもうちょっとコンパクトなのにしたいです。


 っていうか、どっかの金持ちなYoutuberが、オーブン20種類ぐらい全部買って一つの部屋に並べて、同時に電源つけて、フランスパン焼いたり300度まであがる時間と今度は同時に消して1時間後に何度まで下がるのかとか動画にあげて検証してほしいです。

 今バターが値上がりして、TPPの話もどっか言って、今後は低温発酵のハード系の需要は増えると思うので、日本のメーカーに期待です。


 それでは、パン助でした。
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posted by pansuke at 00:31 | Comment(4) | 開業前に必要な知識